フラクタル 第7話 「虚飾の街」 感想

フラクタル第1巻Blu-ray【数量限定生産版】「ねんどろいどぷち ネッサ」付 (2011/04/22) 小林ゆう、津田美波 他 商品詳細を見る

実像と虚像の狭間で―

---

・求心へ

　水源を求めて川の上流へ向かったクレインとネッサの乗る飛行船だったが、
　ネッサの不調と飛行船の不具合により墜落してしまう事に!!

　ネッサでも調子が悪い時があるのね(^O^)

　そんな中、気を失ったクレイン達はフラクタルシステムが完全に機能している
　完全都市「ザナドゥ」に住むドッペルに助けられ、
　心優しいドッペル達にクレイン達は気を良くすることに♪

　ネッサは僧院からハッキングされてるから
　風邪っぽい症状になったのかな(>_<)

　一方、クレイン達を捜索するフリュネ達は、
　フラクタルシステムとは無縁そうな遊牧民にクレイン達の捜索を協力してもらうが、
　遊牧民達が「ザナドゥ」でドッペルを働かせてお金を稼いでいる富裕族だと気付く事に!!

　ちょ、フリュネがクレインよりも
　エッチそうなおじさんに食べられそうになってるし(笑)

　もちろん、クレイン達に優しかったドッペル達は遊牧民に扮した富裕族の仲間であり、
　僧院から指名手配されたクレイン達を引き渡して報奨金をもらおうとするが、
　クレイン達もドッペル達の動向を見抜いて「ザナドゥ」から逃走♪

　結局、欲に染まったら人間もドッペルも関係ないという事か・・・

　しかも、ドッペルに襲われるクレインを助けようとしたネッサは、
　街中のフラクタルシステムの機能を停止させるといった離れ業をやってのけるが、
　ネッサの攻撃を特殊なスーツで免れたドッペルにクレインが銃で撃たれてしまう事に!!

　なるほど、ネッサの「鍵」としての役目とは、
　フラクタルシステムのスイッチをオンオフに出来る事だったのか(^O^)

---

　一つ聞かせてください、クレインは死なないよね?

　毎回、「フラクタル」の感想で述べている事だと思うんですが、
　どうして、人々を幸福にするためのフラクタルシステムが悲劇を招くのか!!

　結局、人間って他人の幸せよりも自分の幸せを取っちゃうという事なんですかね(T_T)

　目に見える「体」を大事にするのか。
　それとも、目に見えない「心」を大事にするのか。

　たぶん、「人間」という生き物ではそれらの価値を見出す事は出来ないと思います。

　フラクタルシステムがあろうがなかろうが、
　このままいけば間違いなくどちらも破滅の道を行くのは間違いありません。

　だからこそ、この作品では「現実と仮想」の良し悪しを決定づけそうなクレインの存在が大事!!

　というわけで、クレイン死なないでね(^O^)