偽物語 第1話 「かれんビー 其ノ壹」 感想

偽物語(上) (講談社BOX) (2008/09/02) 西尾 維新 商品詳細を見る

偽物か、本物か―

---

・愛が重い

　突如、忍野や忍が住んでいた塾の廃墟ビルに監禁されてしまった暦は、
　暦を監禁したひたぎの愛のある毒舌の応酬にたじたじ!!

　あぁ、ガハラさんの毒舌がまた聞けるなんて(T_T)

　もちろん、ひたぎが暦を監禁したのにはちゃんと理由があるのだが、
　暦はひたぎに監禁される前の事を思い返してみることに。

　暦の二人いる妹のうちの一人「阿良々木 月火」ちゃんがだらしな過ぎる(>_<)
　残念ながら暦のもう一人の妹「阿良々木 火憐」ちゃんが出てこないのが残念(+_+)

　7月29日、大学受験のためにひたぎや翼に勉強を交互に教えてもらうようになっていた暦は、
　翼の家庭教師の担当日が翼の急用でなくなったという事で、
　以前から約束していた撫子の家で遊ぶ約束をこぎつけることに♪

　「もひもひっ!? 千石れふっ!」が可愛すぎるんですけど(>_<)

　そんな中、撫子の家に向かう途中に真宵と出会った暦は、
　自分が吸血鬼であることを妹達に話すべきかどうか真宵することに!!

　真宵ちゃんに会いたかったのは暦だけではなく私たちもですよ(笑)

　そして、暦は真宵から
　もし、家族が怪異に出くわしたら暦が救いの手を差し伸べ、
　変に意識しないで普通に接することが大切だと教えられることに♪

　真宵ちゃんは意外と大人な思考の持ち主でもあるんだよなぁ(>_<)
　まぁ、だからこそ暦をバカにできるほどの話術があるんですけど(笑)

---

　「化物語」の後日談である「偽物語」の初回は良好な滑り出しでしたね♪

　相変わらずの喋りの多さは非常に楽しめるものばかりでしたし、
　「化物語」を知っている人達ならすんなり世界観に入り込めるし(>_<)

　まぁ、火憐ちゃんと月火ちゃんの説明がかなり省かれている点は、
　原作を読んでいる人達には少々物足りなさを感じてしまう内容でしたけど・・・

　それにしても、真宵ちゃんいじりに定評のある暦はさすがだなぁ♪
　本編の重要な内容とは関係なく面白い所があるのが「〈物語〉シリーズ」のいい所!!

　あぁ、原作を復習中の自分としては、
　次回の撫子ちゃんの活躍が本当に楽しみです(>_<)

　もちろん、駿河もね(^O^)

　次回、「かれんビー 其ノ貳」 です!