偽物語 第11話 「つきひフェニックス 其ノ肆」 感想

「偽物語」第一巻/かれんビー（上）【完全生産限定版】 [Blu-ray] (2012/04/25) 神谷浩史、喜多村英梨 他 商品詳細を見る

「本物」になるために―

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・誠

　月火が決して「死なない」と言われる時鳥の怪異だという現実に突き付けられた暦は、
　後天的に「不死」となった暦とは違い、先天的に「不死」である月火の事に衝撃を受けるが、
　暦の悩みは何事もなく目覚めた月火の普段通りの明るさに吹っ飛んでしまう事に♪

　火憐ちゃんとは一線を越せそうになり、月火ちゃんの唇を奪ってしまった暦。
　正直、暦お兄ちゃんは変態紳士と同類だと思うんですけど・・・

　もちろん、月火を消し去ろうとする余弦達に対抗するため、
　暦は余弦に「元吸血鬼」とバカにされた忍とタッグを組んで余弦達に立ち向かう事に!!

　暦の血を吸う事で忍は本来の力を得る事ができ、
　暦も「不死身」のスキルがパワーアップ!!

　鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼
　「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード」の復活の時である(>_<)

　そんな中、暦と余弦、忍と余接のマッチアップ戦は、
　暦が余弦に終始ボコボコにやられるかわりに、
　忍が余接を終始ボコボコにするといった一方的な展開に!!

　余接ちゃんが泣き顔で「―僕はキメ顔でそう言った。」と言っても説得力が(笑)

　しかし、一方的に余弦にやられていた暦だったが、
　余弦の月火が怪異であるという現実に突き付けられる問いかけに対し、
　それでも月火は自分の「家族」であるという暦の答えに余弦がしらけてしまった事で勝負あり!!

　生まれながらにして「悪」でありながらも、導き方次第では「悪」ではなく「善」になる。

　月火ちゃんが自分が「怪異」だと知り自暴自棄になったとしても、
　暦や周りの人達が月火ちゃんを導いてくれるはずと信じましょうね(^O^)

　その後、余弦達に月火を怪異の「例外」として放っておいてもらえる事となった暦は、
　これからもいつも通りを期待する月火に対してひたぎを紹介しようと考える事に♪

　え、暦とガハラさんが浜辺で落ち合うだけで終了って・・・

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　おいおい、続くのか続かないのかどっちなんだってばよ(>_<)

　原作を知っている人なら期待していただろうシーン、
　「ツンドロ」のガハラさんが登場しないで終わってしまうっていいのかなぁ(T_T)

　原作でも「つきひフェニックス」におけるガハラさんの情報は後日談だけ。

　もしかしたら、WEB配信という「おまけ」で軽く触れるかもしれないネタだけど、
　劇場版「傷物語」の製作でシャフトさんは忙しいから無理かもなぁ・・・

　あぁ、何だか釈然としない気持ちが残ってしまって残念です(+_+)

　しかし、面白い会話劇は終始楽しませてもらいましたし、
　独特だけど綺麗な演出の数々に目も楽しませてもらいましたよ♪

　個人的には真宵ちゃんと忍ちゃんの幼女コンビが絶妙のボケとツッコミに満足!!

　真宵ちゃんの年上の暦を軽く捌くボケや、暦が迷った時には的確なアドバイス、
　忍ちゃんは喋り出したら止まらない古風な物言いが新鮮で良かったなぁ!!

　うぅ、「偽物語」が終わっちゃった、ちょっとさみしいねぇ・・・

　最後に、劇場版「傷物語」の製作具合も気になる所ですが、
　とりあえず、「偽物語」の次回作にあたる「猫物語」の製作に期待したいですねぇ♪

　さて、「猫物語」の放送は何年後になるのやら・・・

　それでは、「偽物語」の感想はこれにてm(__)m