Fate/Zero -フェイト/ゼロ- 第18話 「遠い記憶」 感想

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全てが報われる日まで―

■Fate/Zero -フェイト/ゼロ- 第18話 「遠い記憶」

夢は「正義の味方」になること!!

　本編では「魔術師殺し」の異名を十分と発揮しながらも卑劣に暗躍し、
　セイバーが自分のマスターにもかかわらず「外道」と呼ぶ悪名高い活躍をする切嗣ですが、
　今回は切嗣が何故このような人物になってしまったかという経緯を探るお話です!!

　今回のお話は本編にも十分に影響を与えるエピソードなので、
　しっかりと内容を把握していくと今後も楽しく「Fate/Zero」が楽しめますよ(>_<)

　まず、切嗣は生まれた時から戦闘訓練を受けていたというわけではなく、
　綺礼のように常人の常識を理解できない破綻者というわけでもありませんが、
　少年時代に経験した「ある事」がきっかけとなり今に至っている事を解説したいと思います。

　正直、綺礼の少年時代のエピソードも気になるけど無いんだよなぁ・・・

　さて、少年時代の切嗣は、吸血鬼が他の吸血鬼にかまれたり、
　魔術による後天的に吸血鬼に成った者「死徒」を使った寿命の研究をする父「矩賢」のもと、
　矩賢の研究の雑用をこなす助手「シャーレイ」とアリマゴ島にて少年期を過ごし、
　他の子と変わらない普通の少年だったというのは驚く事ではないでしょうか?

　あぁ、切嗣が笑っているなんて、何だか泣けてきちゃうね(T_T)

　しかし、矩賢の研究に好奇心旺盛だったシャーレイが矩賢の研究サンプルを漏らしてしまい、
　面積の狭いアリマゴ島はすぐに吸血衝動を抑えきれなくなった「死徒」だらけになり、
　死徒化してしまったシャーレイが切嗣を襲ってしまう前に自分を殺すよう切嗣に乞うが、
　まだ精神的に未熟な切嗣は恐怖のあまりその場を逃げ出してしまい事態は悪化!!

　幼馴染のシャーレイを自分の手で殺してしまう恐怖。
　切嗣にとって「死」を意識させられる最初の事件だったでしょうね・・・

　しかも、切嗣は矩賢の首を狙っていた魔術師を専門に狙う賞金稼ぎ
　「ナタリア・カミンスキー」に救われた事により、事態を収拾させようとするナタリアに協力し、
　父親の研究がきっかけとなり起こりうるかもしれない惨劇を防ぐために、
　自らの手で矩賢を殺してしまうといったとんでもない経験をしてしまう事に!!

　幼馴染の末路を見届けず、「正義」のために父親を自ら殺してしまう決断力。
　切嗣は生まれながらにして天性の「殺し屋」スキルを持っていたとはなぁ(+_+)

衛宮切嗣とは・・・(前編)

　さぁ、切嗣の生い立ちを上記で長々と説明してきましたが、
　今回切嗣がこれらを糧に学んでいる事は「大勢を救うためには小数を切り捨てる」という事!!

　切嗣はアリマゴ島の惨劇でシャーレイを自らの手で殺せなかったがために、
　結局はより多くの犠牲を招いてしまったという思い込むようになってしまったんです!

　物議を醸し出しそうな切嗣の発想。
　良いともいえないし、悪いともいえない所が悩みどころですよね(+_+)

　しかし、アリマゴ島の惨劇は切嗣を悩ませた要因のまだ一つにしかすぎません!!

　まさか、切嗣の過去編を1話で終わらさずにもう1話追加してくるとは♪
　嬉しい誤算、ありがとうございます(>_<)

あとがき

　いや～、長々と書いたねぇ!!

　果たして、真面目に考えた記事内容を
　どれだけの人達がちゃんと読んでくれるのかが気がかりです・・・

　さて、今回の前半は「Fate/Zero」の殺伐とした世界から離れ、
　アリマゴ島の美しい風景を存分に見れて良かったなぁ♪

　まぁ、後半の惨劇が予想できていたから一瞬の喜びだったんですけどね(+_+)

　あとは「TYPE-MOON」関連の専門用語を知らない人がちゃんと理解できるかがカギ、かな?

　それにしても、ナタリアが「CANAAN」に出てきたアルファルドに似てかっこよすぎ♪

　あぁ、次回も濃い内容になるのが必至だ(>_<)

　次回、「正義の在処」 です!