氷菓 第9話 「古丘廃村殺人事件」 感想

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古典部 VS 2年F組―

■氷菓 第9話 「古丘廃村殺人事件」

2年F組からの3人の刺客達!!

　さぁ、2年F組の自主製作映画作りのオブサーバーとして協力する事となった奉太郎ですが、
　2年F組でも脚本家の「本郷 真由」が途中で断念する事になった脚本の真相を確かめようと、
　3人のクラスメイト達が真由ちゃんの考えたミステリーの犯人を模索中♪

　さすがに奉太郎達だけで解決させるわけにはいかないよね(>_<)

　ということで、まずは奉太郎達にアドバイスをくれる2年F組の3人を紹介しながら、
　各々が考えた犯人役がどのような形で密室トリックを形成したのかを考えていきましょうかね♪

　一人目は体格のいい元気な先輩で、自主映画では助監督を務める「中城 順哉」は、
　犯人役は施錠されたドアからではなく「窓からの逃走」したのではないかと推測!!

　犯人が窓から脱走したとなると足跡が残っていそうな気がしますが、
　肝心の足跡が映像に残っていない事から違う気が・・・

　二人目は知的そうなメガネキャラで小道具係を務めた「羽場 智博」は、
　真由ちゃんが丈夫なロープを用意してくれと羽場 に頼んでいた経緯から、
　1階で犠牲になった被害者のいる場所へは「2階からロープを垂らして侵入」したと推測!!

　2階から侵入案は体力がないと出来ないと思うんだよなぁ。
　物音を立てずに実行するにはかなり大変そう(+_+)

　そして、3人目はエキセントリックな性格でありながらも広報を担当した「沢木口 美崎」は、
　犯人が「第3者の怪人」が起こしたものであり、
　怪人なら密室の形成やアリバイなど何でもアリという珍解答に一同ビックリ♪

　さすがの奉太郎も衝撃を受けてしまうとは、ビバ! 自由な発想ですね(笑)

よ～く考えよう♪

　さて、2年F組から三者三様なアドバイスを頂いた奉太郎達でしたが、
　やはり、3人の「答え」は奉太郎にとっては矛盾だらけな回答に!!

　まぁ、ここですんなり「答え」が見つかったら物語が進行しないし(笑)

　まず、一人目の中城案の「窓からの逃走」は、
　劇場中に仲間達が散らばっている状態では誰かの視界に入る事が考えられ、
　誰かに見つかるという危険を冒してまで「窓からの逃走」をする必要性はないという結論に。

　一応、廃劇場ということから物音なんかはかなり響きそうという指摘もあるしね(>_<)

　次に、二人目の「2階からロープを垂らして侵入」という羽場案は、
　ビデオ映像において長年放置されて窓がきつく閉まっていたという描写がある事から、
　窓を開くためには時間がかかるだろうし、物音も必ずするという事で却下!!

　もし、真由ちゃんが「2階からロープを垂らして侵入」する事を考えていたならば、
　窓を開けやすくなるように工夫していたかもしれないしね(^O^)

　そして、「第3者の怪人」が登場するという奇想天外な発想を出してくれた沢木口案は、
　真由ちゃんが羽場に頼んだ血糊の量の少なさから多重殺人は考えていないという結論に♪

　やっぱり、奉太郎は凄いなぁ、凡人な自分ではついていけない・・・

あとがき

　ウイスキーボンボンを食べては壊れてしまったえるちゃんが可愛すぎます(^O^)
　気が付けば、一箱全部食べちゃうんだもんねぇ♪

　電池が切れたかのように眠っちゃうなんて(笑)

　それにしても、美崎ちゃんの髪型は凄かったなぁ!!
　お団子が3つに三つ編みもありなんてセットが大変そう(>_<)

　でも、「ちゃお!」は流行らないかなぁ・・・

　次回、「万人の死角」 です!