人類は衰退しました 第2話 「妖精さんの、ひみつのこうじょう」 感想

人類は衰退しました 妖精さんの、ひみつのこうじょう [Blu-ray] (2012/09/19) 中原麻衣、石塚運昇 他 商品詳細を見る

盛者必衰の如し―

■人類は衰退しました 第2話 「妖精さんの、ひみつのこうじょう」

注) 加工済みチキンは「食べるもの」です。

　さぁ、一斤食パン型ロボットが自ら頭部を割いてはジャムを吹き出すという
　衝撃的な結末で終わったかと思いきや続編を行った「人類は衰退しました」の第2話です!!

　アバンでも大量出血のおさらいを行うとはね、出落ちすぎる(笑)

　さて、怪しげな物資が流通させている「妖精社」の工場を査察している「わたし」ですが、
　怪しげな工場を探索しているうちに一人一人と周りの人達が消えていったとしても、
　持ち前のブラックな笑いでお供の「妖精さん」と息の合ったボケとツッコミの連発♪

　寡黙な「わたし」の助手である「助手」もブラックユーモアあふれるキャラだし、
　「妖精社」の工場長であることが判明した「わたし」の上司「文化局長」も
　自分の地位向上が大好きといった変わり者ばかりなんですね(^O^)

　また、工場の奥で「わたし」を待ち受けていた「妖精社」のオーナーが、
　前回のお話で話題となった知性を持った「加工済みチキン」という
　予想の斜め上をいった新事実に笑いが治まりませんでしたよ♪

　「加工済みチキン」は知性を持ったがために、
　「加工済みチキン」による文明を築こうと躍起になっていたのはいいけど、
　「わたし」が「加工済みチキン」の熱弁をスルーで笑いを取るのは反則だろ(>_<)

　もちろん、「加工済みチキン」の野望はあっさりと破綻し、
　「助手」の持っていたカメラでバンバン裏の実態を暴かれてしまい、
　最後は人類に美味しく頂かれるよう食肉に自決するという悲しい結末に!!

　何でも「アヴェ・マリア」で感動を装っているけど、
　完全に「笑い」の感動しか残らなかったなぁ・・・

あとがき

　やばい、完全にツボに入ってしまった(>_<)

　ブラックユーモア溢れる作品って好みがあるだろうけど、
　自分は昔からこの手の作品が大好物♪

　ホント、「中原 麻衣」さんの棘のある可愛い「わたし」が魅力的ですよね(>_<)

　それにしても、「加工済みチキン」押しが強烈だったなぁ!!

　どこから発声しているのか分からない頭部のないフォルム、
　内臓を処理されているはずなのに意味もなく持つ葉巻、そして、「アヴェ・マリア」。

　あぁ、当分チキン料理は食べられそうにないなぁ(笑)