氷菓 第20話 「あきましておめでとう」 感想

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省エネな一年を送れますように―

■氷菓 第20話 「あきましておめでとう」

新年早々でも「わたし、気になります!」

　さぁ、今回は12月のメインイベントを通り越した正月のお話となる第20話です!!

　古典部はクリスマスパーティーをしなかったのかなぁ?

　サンタ服なえるちゃんや摩耶花ちゃんを見てみたいけど、
　里志なら普通にコスプレしてくれるんだろうなぁ(笑)

　さて、今回のお話はえるちゃんから初詣のお誘いを受けた奉太郎が
　えるちゃんと初詣デートを楽しむという温かなお話で、着物姿のえるちゃんに
　奉太郎がときめいてしまったり、巫女のアルバイトをする摩耶花ちゃんの
　巫女姿が見られたり非常に目で楽しませてもらえる良回ですね♪

　奉太郎も白いトレンチコートでバッチリ決まってましたし、
　占い研究会の部長「十文字 かほ」ちゃんの巫女姿も凛々しくて素敵(>_<)

　しかし、みんなが集まる神社「荒楠神社」のお手伝いをしようとした奉太郎達が、
　「蔵」に酒粕を取りに行くはずが勘違いして「納屋」に酒粕を取りに行き、誤って納屋の戸が
　閉まってしまい内側から開けられるずに閉じ込められてしまうという定番のハプニング劇に、
　最近は二人きりでの登場が多い奉太郎達だからこそニヤニヤしちゃいますよね♪

　奉太郎の「てへぺろ☆(・ω<)」って貴重ですよねぇ!!
　照れの無いちょっと可愛い奉太郎なら許さざるを得ませんね(笑)

　もちろん、「荒楠神社」と親交のある「豪農」の千反田家の一人娘・えるちゃんが
　納屋の中に男性と一緒にいたなんて事が公になると千反田家の評判が悪くなるかもという事で、
　奉太郎はえるちゃんの世間体を守るためにも静かに納屋から脱出する方法を考え、
　「織田 信長」が「朝倉 義景」を攻撃中に同盟していた浅井家に裏切られる事により
　朝倉軍と浅井軍に挟まれる形でピンチに陥るが、浅井家に嫁いでいた信長の妹「お市の方」が
　上下の口が閉じられた小豆入りの巾着を信長に送り、信長が自分達に置かれている状況を
　「袋のねずみ」であるという事を知るという「金ヶ崎の退き口」を参考に、
　神社で落し物係のアルバイトを務めていた摩耶花ちゃんや遊びに来ていた里志達に上下の口を
　閉じたえるちゃんの巾着袋を納屋の隙間から落として拾われる事で二人に気づいてもらおうと
　奮闘する姿は、おみくじで「凶」を引いた奉太郎への幸先のいい行いとなった事でしょう♪

　「金ヶ崎の退き口」を理解して二人を助け出した里志が今回のMVPですよね!!

　普通の高校生なら「金ヶ崎の退き口」の出来事は知っていたとしても、
　同様の事が発生しても実際に対処できるかどうかは疑問ですし、さすがデータベース(>_<)

あとがき

　今回のサブタイトル「あきましておめでとう」は、「開きましておめでとう」や
　「空きましておめでとう」という「言葉遊び」だったわけですね♪

　里志の二人を見つけた時の笑顔、悪い顔でしたね(笑)

　それにしても、摩耶花ちゃんの後ろ髪はエクステだったのかな?

　普段見慣れない巫女姿を里志に見られてモジモジしちゃう摩耶花ちゃんだけど、
　奉太郎には一切デレない摩耶花ちゃんは流石ですなぁ!!

　えるちゃんの巫女姿、見てみたいなぁ(>_<)

　次回、「手作りチョコレート事件」 です!