まおゆう魔王勇者 第5話 「〝魔王っていい匂いだな〟〝勇者の腕の中はほっとする〟」 感想

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希望はある、絶対に―

■まおゆう魔王勇者 第5話 「〝魔王っていい匂いだな〟〝勇者の腕の中はほっとする〟」

エネルギーを充填して再始動!!

　さぁ、魔王の屋敷がある「冬越し村」はまだまだ戦争とは無縁ですが、
　魔族を根絶やしにしようとしている王族達は魔族との戦争に勝とうと血気盛んであり、
　商人の組合「同盟」は戦争特需によるお金儲けで頭がいっぱいな「まおゆう」の第5話ですよ!!

　とりあえず、魔王と勇者の個別のストーリー以外は、
　戦争の嫌な話だらけという認識が頭に入っていればいいのかな?

　色々と詳しい説明もあったけど、中途半端な説明も多々あるしね(+_+)

　さて、「まおゆう」の世界におけるサブキャラ達の暗い戦争のお話はさて置き、
　今回も魔王とは別に人間族と魔族の戦争の無い明るい未来の兆しを模索する勇者ですが、
　人間族と魔族との戦争の一端の情報収集をしている中で、人間族だろうが魔族だろうが
　戦争に負けた方が一方的に乱暴されてしまうという事実を目の当たりにしたことにより、
　魔王と約束した「丘の向こう」へ目指す事の大切さをより一層認識し、
　力で戦争を制するのではなく、希望を胸に日々を必死に生き抜いている人達のために
　無血による戦争の回避を模索しようとしている勇者がかっこよすぎますよね♪

　カッコいい勇者様に酒場で働く魔族の女の子もメロメロでしょうけど、
　勇者は女性なら誰にでもモテすぎちゃうのが玉に瑕ですよね。

　種族を関係なくモテモテな勇者、爆発しろ(笑)

　もちろん、人間族と魔族との戦争の一端は「冬越し村」で暮らす魔王達の耳にも入り、
　魔王が戦争に向かってしまう女騎士に寂しさを覚え、女騎士をメイド長以外で初めての女性の
　友達だと告白し、自身が魔族の長「魔王」であるという秘密も女騎士に明かした事により、
　人間族と魔族との戦争に加担している自身を女騎士が切りかかって来るかも知れないと
　危惧しながらも、心の底から友達になって欲しい女騎士だからこそ真実を話したいという
　魔王の誠実な姿には感動してしまいますし、女騎士の方も女騎士が絶大な信頼を置く勇者に
　魔王の秘密の事を知らされていたために、勇者の期待を裏切れないという仲間の絆や、
　魔王の人柄の良さに魔王の友達として仲良くなろうとした女騎士の優しさも温かいですよね♪

　勇者が土下座して魔王の人柄の良さを女騎士に力説されたら
　勇者に忠義を尽くす女騎士としては受け入れざるを得ないでしょうよ!!

　ふふ、友達となった魔王と女騎士の勇者争奪戦を想像するだけで
　ニヤニヤしてしまいますなぁ(>_<)

　また、勇者が魔王の元を旅立って一年が経つ頃にようやく二人が
　再会を果たしたかと思いきや、お互いに男性・女性問題の疑念からケンカが始まったり、
　すぐにケンカが有耶無耶になっては仲直りしては「冬越し村」に新年を告げる祭りである
　「年越し祭り」の賑やかな音楽に合わせて二人で踊ったりとお互いに元気をもらい、
　これから始まろうとしている戦争の一端に対し、魔王達が目論む戦争の締結の第一歩が
　しっかりと上手くいくのかも非常に気になる所ですよね!!

　勇者がケンカ直後の魔王のご機嫌を窺おうと転移魔法を使って魔王に近づき過ぎ♪
　超短距離の転移魔法の乱用、ダメ絶対(^O^)

あとがき

　ベッドの上でスクワットをするプニプニ魔王、可愛すぎじゃなイカ(>_<)

　ちょっと過剰にスクワットをしているかのように見せるスカートのヒラヒラ具合の
　ありえなさが何とも面白く、絵心の無いイラストが魅力的な魔王に宛てた勇者の手紙も
　「絵日記」と豪語しちゃうなんてね♪

　とりあえず、勇者は「ポリンキー」にしか見えませんでした(笑)

　それにしても、軽いシリアス展開が毎回続く「まおゆう」ですが、
　メイド妹ちゃんが登場すると急に明るい展開になってくれるのが良心ですよね!!

　メイド長もメイド姉妹に慕われて不器用ながらも
　嬉しそうな感じが滲み出ていて好印象(^O^)

　魔王と勇者のニヤニヤタイムもいいけど、
　ひと時の清涼剤となってくれるメイド姉妹の存在、貴重ですなぁ(>_<)

　次回、「〝お帰りなさい、勇者!〟〝あぁ、爺さん…ただいまだ!〟」 です!