まおゆう魔王勇者 第8話 「剣を取って、我が主」 感想

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一進一退―

■まおゆう魔王勇者 第8話 「剣を取って、我が主」

全ては変わる、変えられる

　さぁ、他人の心理読み取る事が得意な青年商人が魔王の屋敷を訪れ、
　怪しい青年商人に御持て成しをしようとするメイド妹ちゃんの緊張感は良く分かりますが、
　メイド妹ちゃんの緊張しっぱなしな手際の悪さに青年商人も緊張してしまうとは
　考えてもみなかった「まおゆう」の第8話の感想でございますよ♪

　普段は明快な仕草が目立つメイド妹ちゃんでも緊張する事ってあるんですね!!

　ぎこちない手つきのメイド妹ちゃんを緊張しながらも
　温かく見守ろうとしている青年商人の不思議な親心、優しいなぁ(^O^)

　さて、魔王不在という事でメイド姉ちゃんによる魔王に変身できる指輪を駆使して
　青年商人との取り引きを行おうとしますが、魔王の違和感に直感で魔王が偽物であると
　判断した青年商人の目利きの良さにメイド姉ちゃんは何も出来ずに降伏してしまいますが、
　青年商人と知り合いである勇者が、青年商人が魔王と出会った事で今までの損得勘定を
　優先していた考え方から新たな考え方をし始めている事に青年商人を信用し、
　青年商人に「紅の学士」が魔王である事を教えたり、人間族と魔族が共に生活をしている
　「開門都市」の状況を教える事で、青年商人に損得勘定では得られない「何か」を悟らせ、
　魔王達と共に「丘の向こう」へ目指そうとする世界の改革の同志になってもらおうと
　魔王不在の中で立派に魔王並みの働きを見せる勇者の成長が何だか嬉しいですよね!!

　でも、勇者も青年商人も大きな「胸」の女性に目が無いのが残念ですよね(笑)

　まぁ、火竜公女も口から火が飛び出す事があっても美女ですからね。
　遠目から火竜公女の胸をガン見する勇者と青年商人、ワルよのぉ(>_<)

　また、勇者が魔王の契約を果たしているという一つの「絆」に近いものが
　勇者と自分の間には無いと考えていた女騎士が、「丘の向こう」へ目指そうとする
　勇者達と共に同じ道を歩んでいきたいという気持ちと、勇者と契約する事で
　勇者が好きな魔王と同じ土俵で勇者争奪戦をしたいという女騎士の真面目な性格が
　勇者にも受けいれられ、勇者との契約を果たしては清々しい笑顔を見せてくれた
　女騎士の覚悟というものも見どころの一つだったのではないでしょうか♪

　あまりにも女騎士が勇者との契約に真剣だったためにたじたじな勇者だけど、
　契約を果たした後で「クーリングオフ」みたいな事を切りだしたらダメですよね(笑)

　満面な笑顔で勇者の「クーリングオフ」発言を拒絶する女騎士、いいね(^O^)

　しかし、魔王が中央教会により異端者であるという知らせが舞い込み、
　魔王不在の中でどのように対処しようか困る冬寂王に対し、とりあえず、
　魔王に変身できるメイド姉ちゃんを魔王の状態で中央教会に引き渡し、
　メイド姉ちゃんが「冬の国」を出た所で勇者がメイド姉ちゃんを救出する作戦は、
　「冬の国」に御咎めが出ない方法で勇者一人が責任を負うという
　勇者が魔王を一人で討伐しに行こうとした時の再現となり、女騎士達が
　再び勇者一人に頼りっぱなしで不甲斐ないという状況は心苦しいですよね。

　あぁ、メイド姉ちゃんがメイド妹ちゃんと離れ離れになるなんて(T_T)

あとがき

　魔王が魔界で女魔法使いと出会ったみたいだけど、何もイベントが起きないのね・・・

　いやはや、メイド姉ちゃんが魔王に扮している時は「CV:戸松 遥」さんなのね♪

　とまっちゃんの魔王も若々しい美声の魔王で素敵だけど、
　やっぱり、魔王は「小清水 亜美」さんの声の方が個人的にはしっくりきてるかな(^O^)

　もしかしたら、青年商人は魔王の「声」で判別できたんじゃ(笑)

　それにしても、今回の作画はちょっとおかしかった気が・・・

　次回、「わたしは“人間”だからっ」 です!