リトルバスターズ! 第24話 「鈴ちゃんが幸せならわたしも幸せだから」 感想

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あなたの笑顔が見たいから―

■リトルバスターズ! 第24話 「鈴ちゃんが幸せならわたしも幸せだから」

幸せスパイラル理論が鈴ちゃんを救う!!

　さぁ、毎回シリアス展開が続いていた中でアバンから明るい話題を提供しては
　ニヤニヤさせてくれる「リトバス!」に安心させられてしまう第24話でございますよ♪

　3月の末にもなるとシリアス展開ばかりで元気が無くなっちゃいますからね。
　まぁ、「リトバス!」の明るい展開も残り僅かなんでしょうけど・・・

　さて、今回はミッションをこなせば世界の秘密を教えてくれるという謎の人物からの
　手紙が理樹と鈴ちゃんの元に届き、人形劇を楽しみたいという少女のために人形劇を
　行えという手紙通りに鈴ちゃんを筆頭に人形劇を行おうというお話であり、
　人見知りの激しかった鈴ちゃんがリトルバスターズの仲間達と協力して人形劇を
　成功させようと一生懸命になる鈴ちゃんの成長を垣間見れた喜びも乙でございますが、
　やはり、物語の核心に当たるであろう小毬ちゃんが自主的に創作していた絵本に登場する
　男の子と女の子が8人の小人達の一人一人の悩みを解決していくと小人達が一人一人
　消えていくという「8人の小人の物語」が今後の「リトバス!」のストーリーに大きく
　関わっているのは明確であり、小毬ちゃんが初めて理樹達に「8人の小人の物語」の
　絵本の内容を教えたにもかかわらず理樹が知っている素振りを見せるという
　今後の内容における一つの分岐点となるお話になったのではないでしょうかね!!

　とりあえず、「8人の小人の物語」の男の子と女の子に当たるのが理樹と
　鈴ちゃんで、残りの小人が恭介達というのは安易に想像できるけど、
　悩みを解決していくと消えていくという点が意味深で怖いですなぁ(>_<)

　また、鈴ちゃんが人形劇を成功させたい気持ちを誰よりも理解してくれた
　小毬ちゃんにとって大好きな親友・鈴ちゃんへの想いがぎっしり詰まっており、
　学生寮の消灯時間を迎えた為にみんなで人形劇の準備が出来なくなっても鈴ちゃんの
　笑顔のために自室で一人人形を縫おうとする鈴ちゃんの部屋を訪れては、裁縫が苦手な
　鈴ちゃんの分まで夜なべして人形を縫ってあげる小毬ちゃんの鈴ちゃんへの友情も
　さることながら、一生懸命人形を縫ってくれた小鞠ちゃんのためにも必ず人形劇を
　成功させようという鈴ちゃんの実直な姿勢が報われ、小毬ちゃんと人形劇の成功の
　喜びを噛み締めあってはさらなる信頼を深めていく二人の良好な関係に
　感動しないわけがありませんよね♪

　一瞬、「8人の小人の物語」の小人が消える内容と小毬ちゃんが突然いなくなる
　演出にはちょっぴり不安が過りましたが、ここで小毬ちゃんが消えたら
　小毬ちゃんルートの意味が無くなってしまいますからね!!

　あぁ、リトルバスターズの仲間達が欠けるなんて考えたくない(>_<)

　もちろん、大切な内容だけではなくギャグシーンによる笑いが生まれた事が
　前回まで主軸だったシリアスなクドちゃん回と大きく印象を変える結果となり、
　特に、みんなで人形劇の脚本を考える時の各々の独創性豊かな脚本の数々に
　笑わずにはいられなかったと思いますよ♪

　真人と鉄アレイとダンベルのシュールな脚本や恭介の「ドラゴンボール」の
　劇場版を意識した「かめはめ波」を放つ小毬おばあちゃんも良いセンスですが、
　やっぱり、キャラ崩壊しかけている美魚ちゃんの脚本が最高ですよね(^O^)

　もしかしたら、美魚ちゃんが考えたというよりも美鳥ちゃんの意志なんじゃ・・・

あとがき

　恭介、ソース位謙吾に頼まないで自分で取りに行けよ(笑)

　いやはや、何度でも言ってしまいますが、
　「リトバス!」は明るい話題で楽しませてくれる方が個人的には良いですなぁ(^O^)

　当然、小毬ちゃんの幸せスパイラル理論のように楽しいお話でみんなが
　幸せになる事も大切だけど、「リトバス!」の核心を知った上でこの作品を
　楽しんでいく事が最も大切なんでしょうけどね♪

　ふぅ、ようやく次回でリトルバスターズが
　野球の試合を行う事が出来るのね、長かったなぁ(T_T)