とある科学の超電磁砲S 第6話 「あたし…みんなのこと見えてるから」 感想

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真実一路―

■とある科学の超電磁砲S 第6話 「あたし…みんなのこと見えてるから」

このろくでもない、素晴らしき世界で生きろ!!

　さぁ、一方通行に殺害された「妹達」の一人「9982号」の死を目の当たりにした
　美琴ちゃんの正義感が黙っているはずの無い「超電磁砲S」の第6話でございますよ!!

　アバンから一方通行による9982号の殺害シーンのおさらいは、
　「9982号」の死による切なさと先の展開への興奮が入り混じった
　不思議な感情を呼び起こしてくれますよね♪

　あぁ、オラわくわくしてきたぞ(>_<)

　さて、9982号を殺害した一方通行に果敢に飛び掛かった美琴ちゃんですが、
　一方通行は自身の周りで発生する運動エネルギーの向きを自在に操る事ができ、
　美琴ちゃんを含んでも学園都市の中で7人しかいないレベル5の中で最も優れた
　能力を保有する一方通行に9982号の死に対して一矢を報いる事が出来ず、
　美琴ちゃんの必殺技「超電磁砲」も一方通行に通じないという圧倒的な実力差に
　強烈な挫折感を与えられたのもさることながら、美琴ちゃんに反撃しようとする
　一方通行の攻撃を止めさせてくれた大量の「妹達」が9982号の死を悲しむ事なく、
　「妹達」が「絶対能力者進化実験」のためなら死ぬことも厭わないという
　考えに美琴ちゃんがすんなり納得できるはずもなく、美琴ちゃんが困っている
　人達のために提供したはずのDNAサンプルがとんでもない事を巻き起こしている
　事実に自分を責めてしまい、活発な姿が印象的な美琴ちゃんが心身ともに
　ボロボロになる姿というのは非常に心が苦しんでしまいますよね。

　無敵を欲する一方通行に命を粗末に考える妹達、人類進化のための
　実験による被験者の死は仕方のない事と軽く考える研究者など、
　世の中には常人とは違う考え方の人達なんてごまんといるものなんですよね。

　ホント、裏の世界には踏み込んでしまうものではないですなぁ(+_+)

　しかし、自分が蒔いた種をしっかりと刈り取ろうと誠実になるのが美琴ちゃんの
　良さであり、「絶対能力者進化実験」の阻止を企てていた砥信ちゃんが、情報は
　あっても実体験が無い妹達が誰よりも純粋で人間らしい感情を持っていた事を
　教えてくれた事で、妹達を死地へと向かわせる研究者達を黙って見過ごせないと
　妹達のために何とかしようと決意する美琴ちゃんの真っ直ぐな性格が、今後の
　物語の方向性とシリアス展開からの脱却に十分に効果を果たしていたのは
　言うまでもありませんよね♪

　研究所から初めて外に出るウキウキの妹達も可愛いけど、
　妹達が紅茶に詳しいのは砥信ちゃんから来たものだったとは意外でしたね!!

　過去の妹達が着ていた常盤台の冬服、珍しいし新鮮ですなぁ(^O^)

　また、黒子ちゃん達に内緒にして「絶対能力者進化実験」の阻止を狙おうとする
　美琴ちゃんに対し、明らかに様子のおかしい美琴ちゃんの理由をあえて聞かずに
　困った時には自分達がいると美琴ちゃんをサポートしようとする黒子ちゃん達の
　美琴ちゃんへの友情が非常に印象的であり、今まで以上に絆が深まりつつある
　美琴ちゃんを中心とする仲間達の存在が、これから度々危険と隣り合わせに
　なるであろう美琴ちゃんの大きな力となってくるのではないでしょうかね!!

　小さな体に大きな力や期待を背負う美琴ちゃんの今後の
　活躍に目を離す事なんてまず無理でしょうね♪

　ふぅ、美琴ちゃんがかっこよすぎて辛い(>_<)

あとがき

　一方通行の美琴ちゃんへの自己紹介、何かエロいです(笑)

　いやはや、一方通行の強さは「禁書目録」で十分に伝わっていましたが、
　抜群の威力を誇る美琴ちゃんの「超電磁砲」を軽々と跳ね返してしまうのは
　事前に分かっていたとしてもかなりの興奮度ですよね!!

　ホント、一方通行の力の向き(ベクトル)を任意に操作できる能力は
　現段階において最強の能力の一つなんでしょうね(>_<)

　まぁ、一方通行の最強伝説は上条さんの登場で
　一時的に崩壊の道へと進んでいくんでしょうけど・・・

　それにしても、一方通行との戦闘を終えてガクブル状態の美琴ちゃんの後に、
　黒子ちゃんの変態淑女な姿や涙子ちゃんの麻雀ゲームタイムによるギャグを
　挟むのは完全に不意を突かれてしまいますよね♪

　美琴ちゃんが見知らぬ男性と密会をしているのではと
　ヒステリーになる黒子ちゃん、これだよなぁ(^O^)

　次回、「お姉さまの力になりたいですの」 です!