俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第8話 感想

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ひと夏の思い出―

■俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第8話 「俺が後輩とひと夏の思い出を作るわけがない」

順調すぎる二人の恋路が何だか怖い・・・

　さぁ、桐乃ちゃんとのプリクラ写真を冷蔵庫に張り付けては周りに
　見せびらかそうとする恭介の迷いの無いシスコンっプリに何だか
　男らしさを感じてしまう「俺妹。」の第8話でございますよ♪

　桐乃ちゃんと仲良くなりたいという恭介の気持ちは良く分かりますが、
　桐乃ちゃんの嫌がる事を行っては元も子もないと思いますけどね(笑)

　まぁ、和気藹々としている高坂兄妹は見ていて微笑ましいのでいいですけど(>_<)

　さて、今回は黒猫ちゃんと付き合う事となった恭介が黒猫ちゃんとの恋仲を
　より深めていくニヤニヤが必至なお話であり、黒猫ちゃんが恭介に自分の事を
　より知ってもらおうとデートをしたり、お互いに恥ずかしがってまともに手を
　繋げずにいる様など、恋愛に初々しい恭介と黒猫ちゃんの年相応の異性に対する
　反応の数々を堪能できるというのは自然に笑みがこぼれてしまって大変ですよね!!

　黒猫ちゃんが「神猫」へとクラスチェンジするほど
　恭介とのデートが楽しみだったとは乙女チックで素敵(^O^)

　でも、「神猫」の衣装でデートというのはかなり痛々しいですよね。
　痛い衣装に痛い言動を好きな子だったらスルー出来る恭介、感服です(T_T)

　また、お互いの家を行き来するほど親交を深める恭介と黒猫ちゃんですが、
　お互いの家で互いの愛を深めていく事はなかなか難しく、恭介の家では二人の
　恋仲を知る桐乃ちゃんが二人の仲を邪魔しないよう余所余所しい態度を取っては
　恭介達に要らぬ心配をかけてしまったり、黒猫ちゃんの家でも黒猫ちゃんの二人の
　妹達「五更 日向」ちゃんと「五更 珠希」ちゃんの愛らしい妨害で二人きりになる
　機会が訪れなかったりと、恋愛には障害があってこそ盛り上がりを見せるという事が
　良く理解できたのではないでしょうかね♪

　恋愛にちょっとませている日向ちゃんの押しの強さもいいですが、
　やはり、珠希ちゃんの「おにぃちゃん♪」の破壊力は侮れませんよね!!

　当然、恭介の部屋で二人の嫌らしい事を想像する桐乃ちゃんも最高ですけど(>_<)

　しかし、付き合い始めて間もない恭介と黒猫ちゃんのひと夏の思い出は突然
　終止符を落とす事となり、お互いに愛を育み続けている最中に黒猫ちゃんが
　恭介との恋愛予定帳「運命の記述(デスティニー・レコード)」に書かれた
　「恭介と別れる」という項目を実行させようとする背景には、間違いなく、
　恭介と桐乃ちゃんとの仲を考えざるを得ない状況であり、黒猫ちゃんが考える
　今後の恭介と桐乃ちゃんとの仲を深めるための通過点として自分を犠牲に
　しようとしている黒猫ちゃんの二人への想いがどの様なものになっているのか
　非常に気になってくるのは言うまでもありませんよね!!

　恭介と黒猫ちゃんの仲良しカップルにニヤニヤさせられるのも
　今回で終わりみたいなのが少々残念ですよね(+_+)

　あぁ、恭介と桐乃ちゃんの仲の最終的な結末は、もうすぐ発売される
　原作の最終巻を待たねばならないというわけね・・・

あとがき

　「神猫」となり胸がパワーアップされる黒猫ちゃんに気付ける
　恭介の黒猫ちゃんに対する観察眼の鋭さがパネェ(>_<)

　黒猫ちゃんの慎ましい胸が大好きな恭介、変態さんですね(笑)

　ということで、終始ニヤニヤが止まらない展開に恭介との別れを
　希望する衝撃の展開を用意してくるとは驚かないはずがありませんよね!!

　とりあえず、黒猫ちゃんの意図が恭介と桐乃ちゃんとの仲を考えているのは
　間違いないのだろうけど、恭介と桐乃ちゃんの今後の兄妹仲を優先するがために
　自分の恋心を犠牲にしようとしている黒猫ちゃんは可哀想過ぎじゃありませんか(T_T)

　うぅ、黒猫ちゃんの自己犠牲の精神、ちゃんと報われて欲しいですね・・・

　それにしても、黒猫ちゃんの家のブラウン管テレビに「ビデオ1」と表示されては
　「ヒデオ」と勘違いして見直してしまった人っていませんかね!?

　ふぅ、「メタルギアシリーズ」の生みの親
　「小島 秀夫」氏のジョーク、完全に脳内に根付いてるなぁ(笑)

　次回、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない!」 です!