とある科学の超電磁砲S 第9話 「能力追跡(AIMストーカー)」 感想

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悪戦苦闘―

■とある科学の超電磁砲S 第9話 「能力追跡(AIMストーカー)」

全く、アイテムのかっこよさは超最高だぜ!!

　さぁ、美琴ちゃんに追い詰められたフレンダちゃんが「アイテム」の仲間達に
　助けられてはお互いに信頼し合う「アイテム」の友情を確認できたのはいいけど、
　まるで、美琴ちゃんが悪役に見えてしまってもおかしくない様な「超電磁砲S」の
　第9話でございますよ♪

　ヤバい、「アイテム」の感動的なやり取りによってフレンダちゃんが
　主人公のように見えてきちゃったじゃないですか(>_<)

　メインヒロインなのに汚れ役となりつつある美琴ちゃん、
　まだまだ先は長いから汚名返上はすぐですよ(笑)

　さて、「アイテム」の増援により1対3という数的不利を強いられる事となった美琴ちゃんですが、
　物質を電子状にまで分解できる能力「原子崩し(メルトダウナー)」で疲弊した美琴ちゃんを
　圧倒する美琴ちゃんと同様に学園都市に7人しか存在しないレベル5で「アイテム」のリーダー
　「麦野 沈利」ちゃんや、能力者が無意識に能力を発生させてしまう事で生じる力場「AIM拡散
　力場」の情報を記憶し、相手が地球の裏側にいようと正確な位置を割り出してしまう能力
　「能力追跡（ＡＩＭストーカー）」を保有する「滝壺 理后」ちゃん等、「絶対能力進化実験」に
　携わる研究者達から雇われた「アイテム」が美琴ちゃんから施設を防衛しようと熾烈な戦いを
　繰り広げる内容は今までの「超電磁砲」における戦いの数々の中でもトップクラスの激しさを
　誇り、沈利ちゃんと理后ちゃんの能力を上手に組み合わせた障害物を無視した遠距離からでも
　確実に攻撃対象を狙う事が出来る電子砲による狙撃を美琴ちゃんが磁場を利用した危険察知や
　立体的な動きで終始動き回り回避していく高能力者同士の激しい戦いというのは否が応でも
　興奮してしまいますよね!!

　麦のんの美琴ちゃんへの一方的な攻撃が少々単調だったかもしれないけど、
　戦闘面における的確な判断や情報分析などの情報戦で魅せてくれるのも乙ですよね♪

　でも、理后ちゃんの能力の暴走使用時の表情はかなり怖いから
　あまり映さなくていいと思うんですけど・・・

　もちろん、フレンダとの戦闘でかなり体力を使っている美琴ちゃんにとって
　沈利ちゃん達との真っ向勝負は愚の骨頂であり、沈利ちゃん達との戦闘を捨て
　「絶対能力進化実験」の実験阻止を優先して研究施設の奥へと踏み込んでも
　沈利ちゃん達の追撃でますます体力を奪われてしまい、研究施設の破壊まで
　辿り着けても沈利ちゃん達に追い詰められてしまっては勝機が限りなく薄い
　状態という事で、頭の切れる美琴ちゃんが自分に置かれている状況をどの様に
　覆していくのかが次回の最大の焦点と言っても過言では無いのかもしれませんよね♪

　とりあえず、体力の消耗したフレンダちゃんと理后ちゃんを待機させた麦のんが
　疲弊した美琴ちゃんとの一騎打ちを試みようとしているけど、疲弊した美琴ちゃんの
　オーバーキルを狙う麦のんの性格の悪さが垣間見れたのは大きいですよね!!

　麦のんのわる～い顏、悪役ですなぁ(笑)

　また、美琴ちゃんの正義感の強さに触発された砥信ちゃんも「絶対能力進化実験」の
　阻止のために動きだし、美琴ちゃん達がいる研究施設とは別の研究施設で死への恐怖を
　感じない「妹達」に感情が芽生えるよう「絶対能力進化実験」の研究データを改ざんし、
　「妹達」の感情が豊かになる事で「妹達」自身の死への恐怖による実験参加の拒否や
　「妹達」の感情変化による研究員達の意識改革を図ろうとしますが、「アイテム」の
　一人で窒素を自在に操る事が出来る能力者「絹旗 最愛」ちゃんに捕えられてしまう
　という妹達編におけるもう一人の主人公である砥信ちゃんの今後の動向も大変気になって
　きたのではないでしょうかね!!

　まさか、ミサカネットワークを再構築しようとした砥信ちゃんの
　行動に「打ち止め」ちゃんらしき人物が妨害していたとはね♪

　「打ち止め」ちゃんだとすぐにわかる「アホ毛」の登場、分かりやすいなぁ(^O^)

あとがき

　今回も表情が豊かで非常に可愛かったフレンダちゃんに大満足(笑)

　ということで、「アイテム」との戦闘の激しさに「超電磁砲」への
　熱がさらに帯びてきたような見ごたえのあるお話となっていますが、
　OPのように当麻や黒子ちゃんが美琴ちゃんの応援に駆け付けると
　いった展開は間違っても期待しない方が良いんですよね(+_+)

　あぁ、美琴ちゃんのピンチに上条さんが駆け付けてくれたら最高なのに・・・

　そして、麦のんに対して「そげぶ」する当麻の姿も見てみたいなぁ(>_<)

　それにしても、顔面の真っ黒な「妹達」は非常に不気味ですよね。

　死を嘆いて泣き叫ぶ「妹達」なんて今までのクールでドライな
　イメージとかけ離れすぎていてちょっと困惑してしまいましたよ!!

　まぁ、「妹達」が泣いている姿に動揺する一方通行の図が現実化されれば
　「禁書目録」に多大な影響を残していたとは思いますがね(笑)

　次回、「原子崩し(メルトダウナー)」 です!