たまゆら ～もあぐれっしぶ～ 第2話 「どきどきの新しい一歩、なので」 感想

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小さくても直向きに―

■たまゆら ～もあぐれっしぶ～ 第2話 「どきどきの新しい一歩、なので」

写真とは、心と心を繋ぐもの

　さぁ、決して他人を自分の力で引っ張っていくタイプではない楓ちゃんだけど、
　自分で決めた写真部の創部に新たな自分の可能性を見出そうとがんばる姿が
　美しくないわけが無い「たまゆら」の第2話の感想ですよ♪

　ぽってたんが部長の写真部も無事に創部されそうだし、ぽってたん達が
　みんな同じクラスで高校2年生に進級出来るだなんて順風満帆ですよね!!

　まぁ、ぽってたんが写真部の部長としてかおたん達に「部長!」と
　呼ばれてあたふたしてしまうのが玉に瑕ですけどね(笑)

　さて、楓ちゃんが提案した写真部の創部は何事も無く学校から承認され、たった一人の
　部員で写真部を活動することとなった楓ちゃんですが、写真部が創部された喜びよりも、
　写真部の部長として責務等の重圧や、雑誌の写真コンテストで特選を取ってしまうほどの
　写真の実力者で、楓ちゃん達と同じ高校に通う一つ先輩の少女「三谷 かなえ」ちゃんの
　存在を意識し過ぎてしまい、自分よりも写真を撮るのが上手なかなえちゃんを無視して
　写真部を創部して良かったのかと不安になったりと、楓ちゃんが先のことに対して
　不安要素しか考えられなくなってしまうのは、楓ちゃんの優しくて真面目な性格が仇と
　なっているとしか考えられない楓ちゃんらしい悩みの一つですよね!!

　部長になったら部長会議で何か発言しないといけないし、ぽってたんよりも
　写真を撮るのが上手なかなえちゃんに難癖をつけられたらと思うと、
　真面目な性格の人なら不安を感じるのは当然ですよね。

　ふぅ、自分も不安になりやすい性格なのでぽってたんの辛さが良く分かるなぁ(+_+)

　しかし、楓ちゃんには落ち込んでいる自分を応援してくれる心強いかおるちゃん達が、
　いつもそばで楓ちゃんを応援し励ましてくれるからすぐに不安から立ち直ることができ、
　楓ちゃんを応援しようとかおるちゃん達が楓ちゃんを応援する「ぽって部」を作ろうと
　してくれたことや、楓ちゃん達が通う写真館「日の丸写真館」の店主で楓ちゃんを温かく
　見守る楓ちゃんの亡き父親の親友、通称「マエストロ」の楓ちゃんの撮った写真にしか
　味わえない温かさを教えられたことで、楓ちゃんが改めて前向きな積極性を取り戻し、
　自分の力で写真部を盛り上げたいと思えるよう一生懸命みんなと邁進していくことが、
　「～もあぐれっしぶ～」を楽しむ上での毎回の見所になってくるのでしょうね♪

　かなえちゃんのように雑誌等で多くの人々に自分の写真を見て
　もらっては何かを感じ取ってもらえることも大切なことかもしれないけど、
　必ずしも多くの人々に写真を見てもらう必要性は全く無いんですよね!!

　肝心なのは少数でも自分の写真を愛してくれる人達がいること。
　楓ちゃんを立ち直らせたマエストロの優しい笑顔、ほっとさせられましたね(^O^)

　また、楓ちゃんが写真部を創部したことを知ったかえでちゃんが写真部の
　部室にやってきたことにより、これから「～もあぐれっしぶ～」を盛り
　上げてくれるであろうかえでちゃんを含めた物語が始まりだすかと思うと
　ワクワクしてきますよね!!

　なるほど、次回は楓ちゃんが心配していたかなえちゃんの
　楓ちゃんに対する難癖に怯える内容になってくるのか(笑)

　ちょっぴり楓ちゃんのストーカーだったかなえちゃん、どんな子なのかなぁ・・・

あとがき

　度々凹む負のオーラ全開のぽってたんのコミカルな表情、大好物です(>_<)

　ということで、落ち込んだ所を仲間達に勇気付けられては、再び歩みを
　始めて成長していくぽってたんの姿を温かく見守っていくのが基本的な
　「たまゆら」の流れになってきそうな気がしますが、ギャグやシリアス、
　感動の展開がバランスの非常に良い「たまゆら」なら、毎回同じ流れで
　物語が進んでも全然苦にならない安心感がありますよね♪

　あぁ、みんなが温かいからこそ生まれる安心感が
　癒しにも直接つながるということになるのでしょうね(^O^)

　ちなみに、熱血漢の堂郷先生は癒し担当ではないのでご注意を(笑)

　それにしても、麻音たんの口笛成分が少ない・・・

　次回、「写真部本格始動、なので」 です!