とある科学の超電磁砲S 第23話 「革命未明 (Silent Party)」 感想

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一人じゃない、みんながいる―

■とある科学の超電磁砲S 第23話 「革命未明 (Silent Party)」

　さぁ、ハッピーエンドの舞台は整いましたよ(>_<)

　ということで、能力至上主義に警鐘を鳴らし、知性の大切さを学園都市に知らしめようと、フェブリちゃんの双子の姉「ジャーニー」ちゃんを利用して大規模なテロを巻き起こそうとする春樹達の悪巧みを防ごうとしたり、春樹達に利用される砥信ちゃんやジャーニーちゃん、そして、学園都市そのものを救おうと美琴ちゃん達が一致団結して悪に立ち向かうという「超電磁砲S」の最終回の感動を意識した第23話は、美琴ちゃんが「妹達」編で学んだことがふんだんに盛り込まれ、美琴ちゃんの一人の人間としての成長が多く見られた内容だったのではないでしょうかね♪

　美琴ちゃんが春樹達の手のひらで転がされている状態で合っても、事前に黒子ちゃん達に定時の連絡が無ければ、美琴ちゃんの潜入先に突入を決めるよう黒子ちゃん達と打ち合わせていたり、フェブリちゃんやジャーニーちゃんを自身の力だけで助けようと周りが見えていない砥信ちゃんに対しても、「妹達」編で妹達を一人で救い出そうとしても無理だった苦い経験も活かされ、砥信ちゃんにしっかりと仲間の大切さを認識させることで、一人の力ではどうしようも出来ないことも、仲間達がいれば一人の力では出来ないことも可能にすることができるといった大切な仲間達との助け合うことの重要性という一つのテーマが、「超電磁砲S」において最も素直に感じ取らなくてはいけないテーマだと自分は思いましたよ!!

　そして、「妹達」編でやることなすことが全て裏目に出てしまった雁字搦めの美琴ちゃんを救ってくれた当麻の夢“何一つ失うことなく、みんなで笑って帰る”という夢の真髄を理解することが出来た美琴ちゃんが、当麻の志を心に秘め、ジャーニーちゃんの髪の毛を媒体にして機械系の遠隔操作を可能にし、学園都市の暗部の助力により学究会の警備の目を誤魔化して用意した20000体もの「駆動鎧(パワードスーツ)」の無人機の暴動を信頼する黒子ちゃん達に任せ、砥信ちゃんやジャーニーちゃんを救い出し、学園都市をも救おうとフェブリちゃんとともに砥信ちゃんから寄せられた情報を手がかりに春樹達の元へ向かうという総力戦直前の今回の終わり方は、間違いなく、次回まで待ち遠しいという気持ちにさせてくれるからいい意味で困らされてしまいますよね♪

　それはそうと、どうして涙子ちゃんは金属バットを持つと魅力が格段に上がるんだろう(^O^)

　いやはや、第1期の「超電磁砲」でテレスさんのチートを無効化したり、「とある」の劇場版でも火を吹きそうになったレベル0の涙子ちゃんでも頼もしい存在にしてくれる伝家の宝刀“金属バット”が、ちゃんと「超電磁砲S」でもお目見えしてくれたというのは本当に嬉しいことですよね!!

　でも、相手は20000体からいくらかに分断されても1対1対のポテンシャルの高く、強化な装甲であろう「駆動鎧(パワードスーツ)」だし、涙子ちゃんの御供が大量の警備ロボを操作する飾利ちゃんだけというのは、レベル4の黒子ちゃん班や仲良し3人組な光子ちゃん班と比べると、戦力的にはかなり貧相なものがあると思うんだよなぁ・・・

　まぁ、美琴ちゃんが妹達に電話していたから、遠距離からの狙撃で妹達が涙子ちゃん達の戦力を補う位の役割を果たしてくれるかもね(>_<)

　次回、「Eternal Party」 です!