キルラキル KILL la KILL 第2話 「気絶するほど悩ましい」 感想
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頂は遠く、険しく―
■キルラキル KILL la KILL 第2話 「気絶するほど悩ましい」
たった1話だけで2度も敵前逃亡してしまうメインヒロインって(笑)
というわけで、アバンでは流子ちゃんが初めて鮮血を装着して戦った二つ星の極制服を着たボクシング部の部長「袋田 隆治」との戦闘での体力の消耗や鮮血の稼働時間のタイムリミットによる戦略的撤退、終盤では高所から流子ちゃんを見下ろしていた皐月ちゃんがわざわざ流子ちゃんの近くに現れ、皐月ちゃんから「秘剣縛斬」という剣の強大な力を見せ付けられただけで、皐月ちゃんと自身の力量差を感じたことと、鮮血の稼働時間のタイムリミットによる戦略的撤退をしてしまった流子ちゃんの、メインヒロインにもかかわらず捨て台詞を吐いて逃げ出す小悪党のような情けない様は、何ともメインヒロインらしくない珍しい光景だったのではないでしょうかね♪
でも、流子ちゃんが時折滑稽だったり、激しい戦闘になると勇ましくかっこよく見えてしまったことにより、自分は流子ちゃんを様々な作品における既存のメインヒロイン像として捉えるのではなく、熱血的で硬派な性格な“ヒーロー”として捉えることが出来るというのも「キルラキル」における一つの魅力なんだと思いますよ。
まぁ、流子ちゃんは鮮血を着ていない状態でも割とお色気シーンがいっぱいあるし、鮮血を着た状態だと体を覆う“ほとんど裸”なセクシーシーンを連発させてくれるから、流子ちゃんを“ヒーロー”として捉えるのは難しいことかもしれないけど、少なからず、今後も数多く展開してくるであろう流子ちゃん皐月ちゃんと対峙では、彼女達の非常に熱いやり取りを男性的に捉えることが出来てくるかもしれませんね!!
さて、今回の肝心の内容の方ですが、鮮血や極制服が流子ちゃんの亡き父親が作り出した遺物であったり、皐月ちゃんが統治する本能字学園の生徒会が、人類を支配して明るい未来を作り出す野望を抱いていたりと、まだまだ先の展開が見えてこない状況において少しだけ「キルラキル」のほんの少しだけ設定というのが分かってきましたねo♪
とりあえず、流子ちゃんが皐月ちゃんとしっかりと対峙出来るだけではなく、熱戦が期待できるであろう最終決戦までにはかなりの時間を要すこととなるのは安易に予想してはいますが、今回はテニス部の部長「函館 臣子」ちゃんとテニスバトルをしたことから、当分の間は各部長とのスポーツデスバトルをしていくのが序盤の流れとなってくるのでしょうかね。
もちろん、少しずつストーリーの伏線を生み出し、毎話流子ちゃんの激しくも熱すぎる戦闘シーンを楽しめることは非常に楽しみなことだと思いますが、一番の懸念は勢いに任せてストーリーがぼやけてこないかということですかね。たぶん、大丈夫だとは思いますけど・・・
それはそうと、流子ちゃんを自宅に招いては、得体の知れない食べ物を強引に流子ちゃんの口に放り込んだり、テニス部の集団リンチも持ち前の明るさで全然屈しないマイペースでフリーダム過ぎるマコちゃんや、古き良き昭和の家庭を面白おかしく表現した満艦飾一家のギャグは、“ニヤニヤ”させられるというより“ゲラゲラ”させられるといった感じで楽しませてくれますよね(^O^)
そして、普段はメガネ姿だけど、メガネを外すと美形で意味も無く裸体を見せ付けてくる鮮血のことを知っている流子ちゃんやマコちゃんのクラスの謎多きクラス担任「美木杉 愛九郎」のキャラクター性も凄いことになっているとは。ぶっ飛んでるなぁ(笑)
次回、「純潔」 です!
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相変わらず凄いノリの作品ですね。
OPもノリノリな感じでしたが、EDは詐欺すぎる!(笑)
昭和テイストな懐かしい感じのするEDでしたね。
本能寺学園生徒会が送った次なる刺客はテニス部部長函館臣子。
わたしの力がうまく引き出せない流子にピンチが訪れる。
キルラキル 公式サイト
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勝てないときは逃げの一手!
流子の命名だったらしい鮮血に血を吸われまくるので長時間は戦えないとは言え、
こんなに逃げ足の速い主人公も珍しいというか1話の間に2回も逃げるとか、
時代錯誤のノリの中でスゲェ合理的判断を決めててギャグ化には成功した感。
2回逃げるだけじゃなくて1回負けてもいるし、なんかもう別に強くないレベル。
担任教師が正体をバラすの早いよ!? に象徴されるよう...
あらすじ・・・マコの親父が闇医者をやっていて治療してもらう流子。翌朝、マコと一緒に登校すると人質にされていてテニス部をサボった罰として億千万本弾丸サーブを受ける事に! ...
キルラキル
2話「気絶するほど悩ましい」
熱量的には第一話ほどではありませんでしたが、今回も相変わらず面白かったです。
今回はアレですね。流子の協力者紹介回でしたね。
しかし、満艦飾一家はあれでしょ。
真のラ ...
「その神衣の力、お前がどこまで引き出したかみせてもらおうか」
ボクシング部部長との戦いに勝利した流子だったが、
あと5分で気絶するという鮮血の言葉に、この場から脱走することに!
おかげで片太刀鋏の持ち主を聞き出せなかったが、
流子には他にも色々知るべきことがあるようで。
本能寺学園生徒会の次なる刺客は、テニス部部長函館臣子。
纏流子はテニス勝負で勝つことが出来るのか?
今回からOPも付きました。
本編同様に熱くて、えちぃですね(笑)
キルラキル第2話「気絶するほど悩ましい」
グレンラガンスタッフが贈る新作アニメ。
一歩出遅れましたが、今週から感想を書いていきたいと思います(^ω^)
親父の死の手掛かりを求めて皐月に迫る流子の行方は?
テニスしろよw
皐月様もスカートを履くってことに吃驚しました。
結構お似合いですね。
・どこの小悪党だよww
まるで「覚えてろよぉぉぉ」と言って逃げ去るような昭和の悪党だなw
そんな破廉恥な恰好で倒れるんは尺だけど、主人公がその有様で大丈夫なのかよ!
逃げた先で見つけられたのは、満艦飾のお父さん!?
薔薇蔵っていう名前凄いけど、はあはあするなよ。
ノリが昭和だw
つ...
変態ばっかりw。
ボクシング部部長の袋田隆治を倒した流子ちゃんだったが、少々、バテ気味。皐月さまを前にしたが、神衣「鮮血」に血を吸われ過ぎたらしい。気絶寸前で脱出するも、途中で倒れてしまい、マコちゃんの弟に救助されたようだ。
気付くと、息の荒い中年の男が覆い被さっていたために、鉄拳が飛んだw。その男は、マコちゃんの父親で、闇医者だったw。母親は、かなりの「お気楽者」らしく、...
キルラキル「第2話 気絶するほど悩ましい」に関するブログのエントリページです。
キルラキル 第二話「気絶するほど悩ましい」
今回は流子が、テニス部の函館臣子と激突しました!ボクシング部の部長・袋田を倒した流子は、そのまま皐月に挑もうとしました。しかし、流子にはもうあまり時間が残されて
第2話 気絶するほど悩ましい 流子、血を流し過ぎだ、5分後に倒れるぞ。決闘の場を去る流子。又郎が倒れた流子を発見して部屋に運ぶ。目覚めると不審な男が覗いていた。満艦飾薔薇蔵、マコの父親だった。ちなみにヤミ医者らしい。 母の好代が作る夕食を良く分からない物。交流戦と言う名の武力支配だ、テニス部の函館臣子に 二つ星の極制服が与えられる。 鮮血には記憶が無い、流子の父親、纏一心が作った。学校での成...
<記事内アンカー>
キルラキル 第2話「気絶するほど悩ましい」
漫画感想(「はぢがーる」5巻(完))
この納刀シーンの皐月がぞくっとするほど眩しい。
テニヌ回。タイトルの元ネタはCharか?
あらすじ
マコの実家、満艦飾家に居候することになった流子。しゃべるセーラー服を『鮮血』と名付ける。翌朝、マコと共に学園に登校するといきなり理不尽な理由でマコがテニス部からリンチを受ける。流子はマコを救おうとするが何故か鮮血が発動せず、部長・函館臣子 (はこだておみこ)の返り討ちにあってしまう。
流子のクラス担任であり、実は鬼龍院と対立する組...
さてセーラー服だったはずなのに変身後は面積の小さくなる流子の極制服。露出狂と呼ばれたヒロインのさらなる戦い、テニスの王女様がはじまる!!
袋田を見事撃破しもう片方の片太刀ハサミの持ち主を問い詰める流子!!
どうやら皐月は流子の父親のことを知っているようですが、ここで流血しすぎた影響が早くも?
今の状態では五分後に気絶することになるとか冷静に判断されても困るんですけどw
またゆっくり話を聞かせてもらうと分が悪くなったらさっさと退散する流子が潔くて面白い(笑)
その後なんとか脱出した流子だけど途中で気絶してしまいマコの...
色々凄かったキルラキル1話。今回流子の対戦相手はテニス部。一体どんな勝負が繰り広げられることになるんでしょうか…? あと最後にヴァルヴレイヴ2期についても。2期も相変わらずなようですが、2期1話っぽい雰囲気があってよかったです!2期はキルラキ...
結論:女でも戦維喪失。きっちり脱がしましたね。次なる刺客はテニス部部長・函館臣子。北海道遠征を控えているとかで「北の田舎熊」などと舐めきってます。苗字が北海道の地名なのに道民をバカにするというのは皮肉なのか。アニメで女子テニス部部長というと優雅華麗。所謂「お蝶夫人」っぽいキャラが定番ですが、そんな雰囲気は微塵も感じられない。 ギザギザ歯の変なスコープ付けたイロモノキャラ…と思っ...
OPとEDが初お目見得となった第2話。OP画に関してはもう凄いとしか・・・(笑)。その反面、ED画が乙女チックな流子をチラチラ意識させてる作りになってたのには正直意表を突かれました。もちろん何らかの意図があるのでしょうけど、ストーリーが進んでみないことにはどのみちわかりませんね。 さて、本編の方ですが、ヘンチクリンなテニス部部長とのバトルよりも今話で明かされた設定や背景が興味深かったです。学...
- 「疾走」の第1話 「情報」の第2話 -
目いっぱい突っ走った感のある「疾走」の第1話に対して,今回は「情報」の第2話だったでしょうかね。
ラスト10分弱がテニス部の函館臣子(はこだておみこ・たかはし智秋)との対決でしたが,むしろ大事だったのは、「テニス対決以外」の情報面だったかも。
投稿者・ピッコロ
シリウス(期間生産限定アニメ盤)(DVD付)(2013/11/13)藍井エイル商品詳細を見る
☆アニメを濃く熱く語りたい人は集まれ~!毎週水曜日と金曜日夜11時からアニメ系ネットラジオ「ピッコロのらじお♪」を放送!一週間のアニメの感想を語り合っています。掲示板も設置、アニメ交流してみない?初めての方も大歓迎だぜ~!!
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第2話 気絶するほど悩ましい 流子、血を流し過ぎだ、5分後に倒れるぞ。決闘の場を去る流子。又郎が倒れた流子を発見して部屋に運ぶ。目覚めると不審な男が覗いていた。満艦飾薔薇蔵、マコの父親だった。ちなみにヤミ医者らしい。 母の好代が作る夕食は良く分からない物。交流戦と言う名の武力支配だ、テニス部の函館臣子に 二つ星の極制服が与えられる。 鮮血には記憶が無い、流子の父親、纏一心が作った。学校での成...
「気絶するほど悩ましい」
鮮血を纏い、ボクシング部部長をのけた流子。しかし、そのために血を使いすぎた、ということでその場は撤退。直後、彼女はその意識を失ってしまう。気づいたとき、彼女の前にいたのは……
「ハァハァハァ……」
そう、変態さんに襲われていた……
ではなくて、闇医者を営むマコの父親。マコに匿われていた、と。
そして、そこで食事と、宿の世話になる。
……って、アレ...
【東京レイヴンズ 第1話(新番組)】人気ラノベのアニメ化作品。原作は未読。陰陽師もの…でいいのかな?OPEDの映像なんかからはなざーさんキャラがヒロインなんだろうけど、テン ...
マコの天然マイペースっぷりがコワイくらいだ(^^;