リトルバスターズ! ～Refrain～ 第4話 「理樹と鈴」 感想

リトルバスターズ! ~Refrain~1(初回生産限定版) [Blu-ray] (2014/01/29) 堀江由衣、たみやすともえ 他 商品詳細を見る

嬉しい時は笑い、悲しい時は泣く―

■リトルバスターズ! ～Refrain～ 第4話 「理樹と鈴」

　運命の“6月21日”が今、始まる・・・

　ということで、唯湖ちゃんが理樹に対して警鐘を鳴らし続けた何度も繰り返された“6月20日”が過ぎてしまい、理樹にとってとても大きな出来事“鈴ちゃんと恋仲になる”というとんでもない出来事は、仲間達との友情劇で人気作となっている「リトバス」において非常に重要なターニングポイントに差し掛かった印象が強い内容だったのではないでしょうかね!!

　個人的には、前回までの唯湖ちゃんルートで理樹が唯湖ちゃんのことを異性として意識しだした頃から、「リフレイン」は第1期の「リトバス」の頃とは違うと感じられ、今までのようにリトルバスターズの仲間達の絆を押していくだけではなく、理樹が特定の女子が気になり始めるということが引き金となり、物語が大きく動き出そうとしている現状は、ほんの少しずつ「リトバス」の真意に近づいてきたということになるんでしょうね。

　もちろん、「リトバス」におけるメインヒロインの代表格に当たる理樹の幼馴染である鈴ちゃんが理樹と付き合うことはとても喜ばしいことであり、リトルバスターズの仲間達も二人の恋仲を微笑ましく祝福する姿には、今まで通りのリトルバスターズの仲間達の絆というものを色濃く感じることが出来ましたが、理樹と鈴ちゃんが仲間達の後を去った後の恭介達の深刻な顔付きはどう考えても普通ではなく、まるで、何かの役目を終えたかのように葉留佳ちゃんやクドちゃん、美魚ちゃんが光の中に包まれながら消えていく様というのは、明らかにリトルバスターズにおける大きな転機の一つであることは間違いないことでしょう!!

　たぶん、誰でも明らかにおかしいと思ったことでしょうが、理樹が鈴ちゃんと付き合うことを知っては、理樹と一緒にいたいと面白おかしく泣いたり笑ったりしていた真人が、理樹達がいなくなった後では、まるで別人のように背中で語る男になってしまうだなんて尋常ではないことですよね(>_<)

　とりあえず、授業を欠席している唯湖ちゃんや光の中に包まれていった葉留佳ちゃん達は、何らかの伏線を残し、「リフレイン」の前半戦にてお役御免な感じがして少々寂しいところですが、鈴ちゃんが最も親しい同性の友達であろう小毬ちゃんだけが今なお残っているというのも、何か大きな意味合いを持っているということなのではないでしょうか。

　そして、今まで影を潜めていた“この世界には秘密がある”と理樹や鈴ちゃんに指令を出していた謎の手紙の差出人からの最後の指令を、理樹達がやり終えた後にどんな“答え”を見出し、理樹が中心になっているであろう「リトバス」の世界にどんな真意が待ち望んでいるのかが非常に楽しみですね♪

　ふぅ、そろそろ過酷なシリアス展開で笑えなくなってきそうだなぁ(+_+)

　次回、「最後の課題」 です!