<物語>シリーズ セカンドシーズン 第22話 「恋物語 第恋話 ひたぎエンド 其ノ貳」 感想
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狂い咲いた花が、美しいとは限らない―
■<物語>シリーズ セカンドシーズン 第22話 「恋物語 第恋話 ひたぎエンド 其ノ貳」
ダメだ、蛇神となった撫子ちゃんの異様な“テンション”についていけない(+_+)
ということで、駿河ちゃんのためにならひたぎちゃんが依頼してきた蛇神となった撫子ちゃんを騙してもいいと考え、言葉巧みに撫子ちゃんの両親に出会っては撫子ちゃんの情報を引き出したり、最も緊迫するであろう北白蛇神社に構えている撫子ちゃんとの初対面において、怪しまれずに撫子ちゃんとの対面を乗り切れた貝木の自身の本心を決して相手に見せず、騙す対象から様々なことを読み取っては、推測、論破していく類稀な洞察力というのをまざまざと見せ付けられ、敵に回すととんでもなく厄介だということ改めて認識させられた内容でもありましたが、今回は何と言っても、内気で臆病な性格の持ち主で、自己主張などもってのほかなはずの撫子ちゃんが、蛇神となった途端に饒舌になり、“大好きな暦お兄ちゃんをぶっ殺す♪”と、貝木に笑顔を振りまきながら子供のようにはしゃぐ姿というのは、撫子ちゃんに可愛さを抱くというよりも、哀れで滑稽という印象を抱く方々も少なからずいたのではないでしょうかね。
もちろん、今までに見せることのなかった撫子ちゃんの満面の笑みや何気ない仕草というのは、“ビジュアル”だけでいうなら可愛いものですが、撫子ちゃんの内面、“心の闇”というのが常軌を逸していることを決して忘れてはならず、初恋の相手である暦を殺すことで、暦に振られることの無い片思いの状態を作り出し、撫子ちゃんにとって“恋をしても、失恋をしていない”状況を本当に嬉しそうに現実のものにしようとしているなんて明らかに常人の考え方とは逸脱しており、ちょっぴり不気味な白蛇が動く髪の毛の不気味さを貝木に言及されても、むしろ、自分の不気味さが褒められたかのように喜んでしまうほど価値観が滅茶苦茶な撫子ちゃんが何とも痛々しくてたまりませんよ!!
また、現在の撫子ちゃんが出来上がってしまったのは、当然のことながら撫子ちゃんを『可愛い』ともてはやして撫子ちゃんの内面を縛りつけ、甘やかし、等身大の撫子ちゃんをずっと見逃してきた暦や撫子ちゃんの両親、撫子ちゃんの周囲の人物、そして、周囲に甘えてきた撫子ちゃん自身にも問題があるからこそ、貝木という詐欺師が撫子ちゃんを“騙す”ことで導いていくというのは非常に残念なことでもあるんですよね。
まぁ、現在の傍若無人な撫子ちゃんは暦や周りの言うことなんて全く聞かないだろうし、蛇神となって神伝力が強まったことで北白蛇神社の境内や社が豪華となり、初めてお賽銭箱に一万円という大金を投入してくれた撫子ちゃん信者の第1人者・貝木の言うことしか聞いてくれなさそうですけどね(笑) ホント、お金の力って凄いね・・・
それはそうと、貝木のサリーちゃんのパパのような髪形が崩れると、一気に“老けて”見えるなんて予想外でしたよ(>_<)
一応、貝木も忍野や影縫さんの同級生ということで、見た目的には30代位のはずなんだけど、人というのは髪を下ろすということだけでも他人の印象に大きな影響を与えてくれるものなんだと感心させられてしまいました!!
見た目で人を『騙す』、さすが貝木ですね(>_<)
次回、「恋物語 第恋話 ひたぎエンド 其ノ參」 です!
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今回からひたぎ&hellip;ではなく貝木の撫子との戦いがスタート。貝木は撫子を説得できるんでしょうか&hellip;?今回は貝木物語と言ってもいいほど、貝木がずっと喋りっぱなしで驚きました。三木さん凄すぎる&hellip;。
恋物語
ひたぎエンド 其ノ貳 22話
貝木と撫子の初顔合わせ。
物騒な神となった撫子相手にも動じず、自分のペースな貝木が冷静ですね(笑)
元が撫子といえ、神を騙すことが出来るのか?
ひたぎの依頼を受けることにした貝木は、暦たちの住む町を訪ね、
今回騙す相手である、今や北白蛇神社の神となった女子中学生・千石撫子のことを調べ始める。
ガハラさんのお願いというより別の利益で動き出した貝木泥舟、
「物語シリーズセカンドシーズン」の第22話。
神騙しの依頼を受けた貝木。
飛行機の中で情報を整理し、まずは神社・・・ではなく、
撫子の同級生の親と名乗って千石家を訪ねる。
言葉巧みにかつての撫子の部屋に入りアルバムを拝見。
人形のように笑う写真、撫子が居なくなって証拠探しよりも撫子の
希望をそのまま鵜呑みに...
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そこは無視した・・・(無視するの?)
物語シリーズ セカンドシーズン
第22話 ひたぎエンド 其ノ貳 感想
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「暦お兄ちゃんはね、上半身裸になってブルマをはいたらすっごく喜んでくれたよ♪」
「何をやっているのだ・・・あの男は!」
まったくだww
自分を殺そうとしてる相手に阿良々木さんあんたは・・・(つ∀`)
真宵へのセクハラもそうだったけど、どんなに危険が迫っていても阿良々木さんは決して自分の欲望を抑えようとしないよね(^^;
それはそれで凄い事なんでしょうが、まったく尊敬できないから...
<物語>シリーズ セカンドシーズン 第22話。
ガハラさんの依頼を受け、貝木は蛇神騙しに動き出す。
以下感想
あやとり…
詳細レビューはφ(.. )
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「俺は嘘をついたことがない。
何せ俺はお前の信者第一号だからな」
引き受けよう、戦場ヶ原。
神原の存在が仕事を引き受けるきっかけになったとは知らないひたぎは、
急に貝木がその気になったことを訝しむ。
しかしここで悩んでも仕方ないのでお願いすることになったが、
3人が殺されるまであと74日。
貝木はいかにして神様を騙すのだろうか。
第22話 ひたぎエンド其の貮 良いだろう、神だましを引き受けてやる。取り敢えずの手付金だけで大丈夫だ。 私達が殺されるまでは残り75日。既に怒っているので、今更予定を早める気はないと思う。原因は良く分からないが、恋愛の縺れだと思ってちょうだい。例外として町に踏み入っても良いわ、しかし阿良々木君には 会わないで欲しいわ。帰りの飛行機代を貸していただけないかしら。 壹月貮日、ひたぎは阿良々木家に...
第22話「恋物語 ひたぎエンド 其ノ貳」
ガハラさんの依頼を引き受けるという貝木。
しかも料金は即金で払える10万円のみ。それも必要経費という事でそれ以上は要求する気は無いようです。
貝木の言葉が信じられないガハラさん。まぁ正しい反応でしょうw
前回1人ミーティングで探した神様騙しの理由にはそれほどの価値があるということなんでしょうね。
貝木に帰りの飛行機代を借り...
羽川翼……一体何者なんだ?
あらすじ
ひたぎの依頼を受けることにした貝木は、暦たちの住む町を訪ね、今回騙す相手である、今や北白蛇神社の神となった女子中学生・千石撫子のことを調べ始める。
金を受け取ったのはあくまで詐欺師としてのケジメなんだろうな。
金なしでも何だかんだ理由を付けて受けそう。
当事者だけど撫子に殺される理由が分からないガハラさん。
まあ、あの辺はガハラ...
あらすじ・・・ひたぎの依頼を受けることにした貝木は、暦たちの住む町を訪ね、今回騙す相手である、今や北白蛇神社の神となった女子中学生・千石撫子のことを調べ始める。
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「恋物語」が放映されています。原作では騙されてしまいました。箱絵からして、戦場ヶ原ひたぎの視点で物語が進行していくと期待していました。頁をめくれば、オッサンが主役でした。貝木泥舟いう悪役ポジションが語りまくって、面白いものがあります。中学生を騙すような嫌なヤツです...
ひたぎの依頼を引き受けた貝木は、行動を開始するのでした。あれこれ考えた結果、貝木はひたぎの依頼を引き受けることにしました。そのための報酬は、ひたぎが用意した10万
恋物語 ひたぎエンド <物語>シリーズ セカンドシーズン 第22話 12/1 あらすじと感想 #monogatari #物語シリーズ
見事なプロファイリングと信者第一号。 冒頭は、ひたぎちゃんに契約成立を告げる貝木の姿。流石のひたぎちゃんも、拍子抜けしたような表情を浮かべる。しかも、手付金である十万円以外は受け取らないという。二人は、目撃を避けるために、別々の便で帰ることになるのだが、ひたぎちゃんは帰りの飛行機代を借りているw。 ひたぎちゃんの許可を得て、再び、あの町に降りたった貝木。ひたぎちゃんは、以前...
恋物語2話の感想です。
いやー、よかったですねー!
神(GOD)☆撫子な!!
NADEKOだYO♪
北白蛇神社の蛇神様となった撫子。
こんな事言っても本人は喜ばない だろうし、
見てくれで扇動される愚民 だという誹りは受けるでしょう。
いや、甘んじて受けさせていただきます。 いきますよ…
...
神さまはじめました
どうも、管理人です。アマガミ一挙放送見てたら、軽く口から砂吐きそうに…。何だよこの気持ちw
貝木:「羽川翼……一体何者なんだ?」
今回の話は、貝木と撫子のファーストコンタクトを描いた話。貝木の交渉術、もとい情報収集能力はさすが詐欺師ってところですかね。
色々言い訳を作りつつも、貝木はガハラさんからの依頼を受けることに。10万で請け負って...
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“片思いをずっと続けられたら――
それは両想いよりも幸せだと思わない?”
詐欺師・貝木泥舟は元日、かつての詐欺の被害者、戦場ヶ原ひたぎから電話を受けた。強制的に会う約束をさせられ、嫌な予感を感じながらも、貝木は場所を移動することに。
半年振りに再会したひたぎが口にしたのは 千石撫子を騙してほしい と...
傾物語 第一巻/まよいキョンシー(上)(完全生産限定版) [Blu-ray]『お前の信者第1号だからな』
原作:西尾維新
キャラクター原案:VOFAN
製作会社:シャフト
監督:新房昭之
阿良々木暦:神谷浩史 羽川 翼:堀江由衣 戦場ヶ原 ひたぎ:斎藤千和
忍野 忍:坂本真綾 八九寺 真宵:加藤英美里 神原 駿河:沢城みゆき
千石 撫子:花澤香菜 ...
貝木の絵がかわいいですね。
暦おにいちゃんはね、撫子が上半身裸になってブルマを穿いたらすっごく喜んでくれたよ♪何をやってるのだ、あの男は・・・戦場ヶ原ひたぎの依頼を受けて北白蛇神社へと向かう貝木 ...
貝木は今回の件について仕事を引き受けた。
神原が絡んでいるとはガハラさんも暦も知る余地ないですね~
流石のガハラさんもかなり動揺。
いや、もとはガハラさんが頼み込んだことじゃないですか~
そんなことより聞いてほしい!
今回の貝木の変装。半沢直樹を意識している?
信用金庫を背景にしてあのスタイルを見てそう思ったw
\倍返しだ!/(大嘘)
鬼物語 第一巻/しのぶタイム...
<物語>シリーズ セカンドシーズンの感想です。
貝木と撫子の初顔合わせ。
<物語>シリーズ セカンドシーズン 第22話 『恋物語 ひたぎエンド 其ノ貳』の短めな感想。ロリ可愛い撫子神!北白蛇神社はロリ○ンの聖地になりそうです。 あの貝木しゃんが依頼を受ける・・・だと!? 疑いの目を向けるガハラしゃん。マジで引受けてくれるようです。鎖骨のあたりが色っぽい (*´Д`)ハァハァ はじめて貝木しゃんを出し抜いた瞬間!?ワロタww一か八かでスッ飛んできたのが分かりますね~...
「恋物語 ひたぎエンド 其ノ貳」
ひたぎエンド其ノ貳
あのデフォルメキャラクター達は、貝木が描いてたんですね(笑)
千石撫子の家を訪れる件が面白かったですね。
そこから撫子の本質的な部分を見抜いて行く様子も、さすが詐欺師という感じです。
それにしても撫子の両親は‥‥。
「撫子だよぉ」
北白蛇神社は、むしろ参拝客増えそうな気がするんだ。
参拝客は特殊な方面に偏るだろうけど‥‥(笑)
感想ブログリンク
ぬる〜くまったりと
...
「それでいい。信じるな、疑え。」
貝木かっけえな! グラサン+アロハも似合ってたけど、スーツ姿も渋くて素敵だw 撫子の心の裏側を一度の家庭訪問と会話で捕らえるとかパネェ。人の心や立ち居地を的確に捉えて自分の思うように会話で導くか・・・人心掌握に長けててwktkしちゃう。まぁ、その力の使い方が詐欺なんですけどね(;´∀`) 宗教とか出来ちゃいそう。
物語シリーズセカンドシーズン 22話「恋物語 ひたぎエンド其ノ貳」
の感想を
「貝木」の印象は最悪である、偽物の詐欺師の最悪野郎
信頼も無ければ、信用もない 嘘つく事を除くと、一体何が残るというのか
いや取り除いてはいけない、嘘つくことこそが「貝木」の価値そのものなのだから
『 物語シリーズセカンドシーズン 』のオフィシャルサイトへはここから
『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』 第22話「恋物語 ひたぎエンド 其ノ貳」を観ました。<ストーリー>貝木は、ひたぎの依頼を受けることにした。暦たちの
かみちゅマジ厄介。
なんだかんだと自分の中で理屈をまとめて必要経費十万で撫子騙しを引き受け、
金を使い果たした戦場ヶ原に交通費まで貸してと貝木が至れり尽くせり、
一方、依頼した女の方は正月に恋人の家で情事に至っているのであった諸行無常。
というような具合で子供の感情のもつれという面倒な話に関わって可哀想な感じ?
もともとの原因はもちろん貝木にあることは間違いないんだろうけれ...
貝木の依頼を引き受けるという言葉に、依頼をしたひたぎ自身、正気かと疑います。
取り合えず即金で用意出来る10万円を寄越せと言い、それを確認してこれでいいと。
本気で仕事 ...
「ひたぎエンド其の貳」
撫子だよぉ~~~ッ!
せっかく神様になったのに誰も初詣に来てくれなくてつまんなかったんだぁ!
【シリーズ セカンドシーズン 第22話】貝木さん、撫子さんの身辺調査に乗り出すの巻。前回ラストで戦場ヶ原さんからの依頼を引き受けることにした貝木さん。その引き受けた理由( ...
| 2013年12月02日 13:39:18