生徒会役員共＊ 第3話 「三日副会長/ちんだら かぬしゃまよ」 感想

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田の事すれば畠が荒れる―

■生徒会役員共＊ 第3話 「三日副会長/ちんだら かぬしゃまよ」

　タカトシがツッコミを入れなくてもいい安住の地はない!!

　ということで、下ネタのボケを連発するシノちゃんやアリアちゃんに生徒会の運営を任せ、シノちゃん達のボケに付き合わずに済むであろう高校生活にとって盛り上がるイベントの一つ「修学旅行」へと出かけた本作における貴重なツッコミ役であるタカトシとスズちゃんだったにもかかわらず、結果的にはタカトシ達のツッコミ量は決して衰えることなかったというシノちゃん達とは違った下ネタに関する個性を発揮する伏兵達の存在の恐さをまざまざと見せ付けられた内容となったのではないでしょうかね♪

　まぁ、前回の次回予告をちゃんと覚えており、本作の登場人物の特徴を理解している方々なら、シノちゃんやアリアちゃん以外にも恐ろしい下ネタを投入してくる伏兵達が活躍するというのは安易に予想出来たと思いますが、タカトシ達の修学旅行に引率してきた桜才学園生徒会の顧問で年下の男の子が大好物なダメ教師「横島 ナルコ」先生や、アダルトグッズを身に付けては日常生活を平然と過ごしている本作においてトップレベルの変態であるスズちゃんの友人「轟 ネネ」ちゃんが、シノちゃんやアリアちゃんに引けを取らないほどの下ネタなボケを繰り出すと分かっていながらも、期待以上の働きを見せてくれるのがこの二人の恐ろしい所なんですよね!!

　ナルコ先生はタカトシ達の修学旅行先である“沖縄”にちなんだ定番のボケ「ちんすこう」を卑猥な方向への連呼や、ダイビングでヒントを得た餌に小魚が集まる習性を一人で行う淫らな行為に利用しようとする発想はある意味では天才的だったし、ネネちゃんの方も卑猥なアダルトグッズを飛行機内の手荷物としてを所持しちゃうし、ナルコ先生と共謀して卑猥な発言を惜しげもなく連呼したりと、何をどうしたらあそこまでぶっ飛んだ発想が出てくるのか本当に分かりません(>_<)

　たぶん、こういった旅先での極度に誤った行動の数々のことを『羽目を外す』と言うのでしょうね(笑)

　当然、タカトシ達が修学旅行に出かけてツッコミ役が不在のシノちゃん達の下ネタのボケの暴走を食い止めることが出来る存在なんているわけもなく、シノちゃん達の暴走が気がかりとなったタカトシにシノちゃん達のことを任されたシノちゃん達と同様に下ネタのボケ要員であるタカトシの妹「津田 コトミ」ちゃんもシノちゃん達のボケに相まり、ツッコミ役不在のボケだらけの桜才学園生徒会になると収拾がつかないというのもお約束ですよね♪

　ホント、どんな無理難題なボケにもちゃんと対応してくれるツッコミ役のタカトシとスズちゃんって欠かせない存在なんだなぁ(>_<)

　それにしても、劇中に登場した卑猥な名称のお菓子「ちんこすう」や「マンタァちん」って、ちょっぴり名称は違えど実在するお菓子なんですよね。ちょっとググったら「子宝ちんこすこう」や「石垣島のマンタちん」というお菓子が出てきますよ!!

　もしかしたら、「生徒会役員共」の効果で上記のお菓子が一時的に売れ出すかも・・・

　次回、「強調部位ブイブイブイ/萌えテイル/画期的ズルむけ」 です!