中二病でも恋がしたい! 戀 第4話 「無垢なる…生徒会長選挙(クイーンメーカー)」 感想

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二人は仲良し―

■中二病でも恋がしたい! 戀 第4話 「無垢なる…生徒会長選挙(クイーンメーカー)」

　あぁ、凸・モリサマーコンビが可愛すぎて辛いヽ(*´∀｀)ノ

　ということで、勇太と六花ちゃんの恋の行方をニヤニヤしながら楽しんでいくことが出来るかが、第2期の本作に期待すべき要素の主な一つに挙げられると思いますが、勇太達の恋物語を支えるためには欠かせない存在になってくるであろう凸ちゃんや森夏ちゃんといった勇太達の良き理解者が、勇太達が展開する甘酸っぱい恋物語とは違った面白さを見せてくれたというのは正直驚かされてしまいましたよ!!

　当然、第2期に当たってより本作を好きになるために、様々なキャラクター達のことを今まで以上に理解していくための掘り下げのお話が出てくることは必ずあるだろうと予想してはいましたが、まさか、森夏ちゃんのことを“偽モリサマー”と疑っていた凸ちゃんが、森夏ちゃんを“モリサマー”と信じ込んでしまうという展開の面白さの破壊力は本当に恐ろしく、凸ちゃんの森夏ちゃんに対する攻撃的な態度が一変し、中二病の設定的にはマスターであるはずの六花ちゃんよりも森夏ちゃんの方に従順に懐いてしまうといった甚だしい手のひら返しには笑わずにはいられませんよね♪

　また、中二病全盛期だった“モリサマー”のことを敬愛していた凸ちゃんの純粋な気持ちを、自身が生徒会長選に立候補するための応援に一生懸命になってくれ、手作りのクッキーを食べてもらえたことに心の底から嬉しさが溢れる姿に心を打たれた森夏ちゃんが、封印していた“モリサマー”の正装で凸ちゃんの純粋な自身への想いに応え、お互いに涙を浮かべながら熱い抱擁を交わせられたら、これはもう『キマシタワー!!』と叫びだしたくなる流れになってしまうはずです。ホント、犬猿の仲だったモリサマーと凸ちゃんの友情で涙を誘われるなんてなぁ(>_<)

　しかし、最高潮の感動の後には、必ず二人を陥れる何かしらの『オチ』が待っているものなんですよね(笑)

　まぁ、凸ちゃんは森夏ちゃんの世間体を気にした姿ではなく、森夏ちゃんが中二病全開時の“モリサマー”のことを敬愛しているわけですから、“モリサマー”への愛情がすごいことになっている凸ちゃんが、応援演説で森夏ちゃんのことではなく、“モリサマー”のことを紹介しだすというオチには、今回のお話の最高潮の笑いが用意されていないと困るわけですが、今回のお話で本当に笑わなくてはいけないのは、何と言っても、コロコロと愛すべきマスターが変わる凸ちゃんの“ちょろさ”であり、森夏ちゃんがちょっと“モリサマー”のことを否定しただけで、すぐに六花ちゃんのサーヴァントとして元の鞘に収まろうとし、再び森夏ちゃんのことを“偽モリサマー”として犬猿の仲に戻ってしまうという凸ちゃんの安直な性格は、凸ちゃんを愛すべき一つの萌え要素として広く認知されていくことでしょう(^O^)

　ふぅ、ちょろい凸ちゃんが智音ちゃんを“マスター”と称す日は訪れるのかなぁ・・・

　それにしても、智音ちゃんがモリサマーだった森夏ちゃんと中学時代に中二病コンビとして仲が良かったとはね♪

　そう言えば、森夏ちゃんは中二病全開の中学時代の自分のことを知られたくないがために、わざわざ自分の過去のことを知らない人達がいる現在の六花ちゃん達がいる高校に入学したわけですから、恐らく、中学時代の“モリサマー”と親しかった頃の情報を知っている智音ちゃんというのは、勇太との恋仲を脅かされそうな六花ちゃんだけではなく、森夏ちゃんにとっても驚異的な存在になってくるのかもしれませんね!!

　全校生徒の前で公開処刑されたり、中二病全盛期の中学時代を知る智音ちゃんと再会を果たしたりと、これからも勇太と六花ちゃんの恋物語以上に楽しめそうな“グイグイ”な森夏ちゃんの活躍を期待しています(>_<)