生徒会役員共＊ 第6話 「アイドル生徒会長/攻撃アイテム ビクッビクン」 感想

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恋もいいけど、笑いもね―

■生徒会役員共＊ 第6話 「アイドル生徒会長/攻撃アイテム ビクッビクン」

　恋愛要素を含めても、基本的にはギャグ展開なのよね(笑)

　そんなわけで、芸能スカウトを受けたシノちゃんが、芸能人になったら異性として気になっているタカトシと会えなくなることを考えてしまったり、男性恐怖症を克服しようとしている努力をタカトシに褒められたことで、カエデちゃんがタカトシにちょっとだけキュンとしてしまったりと、基本的なノリとしてはギャグ要素が強い本作において所々で伺える恋愛要素が、ハードな下ネタが魅力の本作の面白さにどのような影響を与えてくれるのかは未知数ですよね。

　もちろん、下ネタが面白い本作において、タカトシのことが気になっているシノちゃんの淡い恋心をメインに楽しんでいる方々はなかなか見受けられないであろうとは思いますけど、下ネタのギャグ展開だけで作品を盛り上げるのではなく、ちょっとした恋愛要素等の下ネタなギャグ展開をより引き立たせるような『アクセント』となる要素を追加することは、様々な作品を魅力的にさせるためには欠かせないものなのではないでしょうかね。

　そして、本作の魅力は何と言っても恋愛要素によるアクセントによって引き立たされる“オチ”が肝心となるシノちゃん達の下ネタなボケの数々に笑わせられるかが一番重要なことであり、芸能スカウトを受け、タカトシにアイドルな自分を喜んでもらえることを考えてしまったシノちゃんが、夢の中でアイドルになっても下ネタなボケが止まらない姿は、いつも通りのシノちゃんの面白さだと思わされたし、本編の箸休め的な存在でありながらも個性的な面白さを持つミニコーナーの数々というのも、本作の魅力を引きたたせる上では、単なる尺稼ぎとして捉えてはいけないと自分は思いますね。

　でも、シノちゃんのアイドル生活というのは、ミニコーナーやBパートを潰してでももっと見たかったと正直に思いましたよ。下ネタトークが大好きなシノちゃんが清純派アイドルとなり、自分を応援してくれるファン達に夢や希望を振りまくなんて凄いことですしね。まぁ、シノちゃんはボケたらタカトシに突っ込んでもらえる現在の先輩と後輩の親しくて身近な関係が最もお似合いだろうとは思いますけどね(>_<)

　うん、アイドル要素はちゃんとしたアイドル作品で楽しもう(笑)

　それはさておき、「スルタカ」のシノちゃんとアリアちゃんとコトミちゃんの3人同時の台詞を聞き分けるのはかなり難解ですよね。ダメだ、何回聞いても3人とも微妙に何を喋っているのか判別できねぇ・・・

　次回、「上手いこと いってやったぜ/君を照らす大きい存在/見たまんま たれ流し」 です!