咲-Saki- 全国編 第8話 「防塞」 感想
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肉を切らせて骨を断つ―
■咲-Saki- 全国編 第8話 「防塞」
宮守女子の主人公回、入りま~すヾ(*´∀`*)ノ
ということで、本作を楽しむに当たりメインとなる咲ちゃん等の清澄高校を応援するのではなく、咲ちゃん等と戦う相手校の選手達が咲ちゃん等よりも目立ち始めるという様々なキャラクターが多く登場する本作の面白さを引き立てる特徴の一つ“主人公が変わる”展開が訪れたことにより、終盤に向けた盛り上がりがまた一歩前進してきたのではないでしょうかね♪
恐らく、本作を楽しんでいる方々なら安易に予想できているとは思いますが、デフォルメなキャラクター達に癒されるEDに登場し、清澄高校と共にインターハイ2回戦から準決勝へと勝ち抜こうとしている「姫松高校」、「永水女子高校」、「宮守女子高校」の3校が第2期の本作における準主人公に当たるわけですが、今回のような1話を通して全体的に宮守女子のようなが準主人公として活躍するというのは第2期では初めてですよね。
宮守女子の塞ちゃんの視点が多い今回の内容は、「阿知賀」編の終盤に見られたような千里山女子高校の病弱のエース「園城寺 怜」ちゃんを髣髴とさせる体力をすり減らしてまで仲間達との勝利のために戦った時に感じたこととちょっと似ており、3人しかいなかった部員が顧問の「熊倉 トシ」先生が赴任してきたことにより部員が増え、高校3年生の全国大会を団体戦で戦える喜びや仲間達ともっと一つのチームとして戦いたいが故に、“見つめた相手の能力を塞ぐ”という能力を使っては心身を激しく消耗させてまで目の前の勝利を掴もうとする宮守女子の塞ちゃんの奮闘は、怜ちゃんの活躍を見ていた時と同様に『健気』な印象を深く心に響かせてくれたことを改めて思い出させてくれたような気がしました!!
ただ、塞ちゃんの奮闘は宮守女子が勝つための試合展開的にはあまりよろしくないんですよね。
塞ちゃんの能力は、見つめた相手の能力を塞ぐということで、特定の条件化になると高得点の役満を作り出す初美ちゃんの能力だけを警戒して能力を酷使し、最下位である初美ちゃんが上位に逆転できないように防いでいるわけですが、塞ちゃんが初美ちゃんを一人で抑えてくれるということは、和ちゃんと絹恵ちゃんは初美ちゃんの能力を塞ちゃんに任せていれば、あとは自分達の麻雀に専念するだけでいいということであり、1位と2位の絹恵ちゃんと和ちゃんは、お互いを潰し合っている状況の塞ちゃん達から漁夫の利を狙えば、着実に準決勝への切符を手にする確立が上がるわけですからね。
また、塞ちゃんとは違って能力の使用に心身を消耗しないみたいな初美ちゃんが、塞ちゃんの心身の消耗から能力の使用を制限した時は、間違いなく、塞ちゃんの逆襲を喰らいそうな気がしてやまないんですよね(+_+)
前回の第7話の感想の感想では、いきなり「のどっち」状態になった和ちゃんの覚醒状態の維持時間を心配した自分ですけど、実際は能力による心身の消耗が激しい塞ちゃんの方がかなり危険みたいだし、和ちゃんに至ってはデジタル打ちが災いし、初美ちゃんの脅威の能力を一切気にせずマイペースな“空気が読めない子”になってしまうとは。展開が読めません(笑)
そして、高齢のトシ先生の入浴シーンって誰得なんでしょうね。トシ先生のリラックスタイムに制服のまま麻雀の真面目な話をする塞ちゃん。どういった経緯で不思議な状況が生まれたんだろうか・・・
次回、「出撃」 です!
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この記事へのコメント
>やっさんさん
やはり、あのワンシーンを気になるという人達は自分以外にもいたんですね!
トシ先生、あまり無茶をしないでください(笑)
やはり、あのワンシーンを気になるという人達は自分以外にもいたんですね!
トシ先生、あまり無茶をしないでください(笑)
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麻雀の“ま”の字もねぇな(^^;
もうヤダ、これ(笑)
北家の時に北と東を鳴くと裏鬼門である南西の南と西が集まってくる薄墨 初美『四喜和(スーシーホー)』
それを「見つめた相手の手を塞ぐ」能力で食い止める臼沢 塞。
・・・・・・・・お前ら麻雀やれよ!!(ぉ
公式サイト
http://www.saki-anime.com/
http://www.tv-tokyo....
臼沢さん、はっちゃんの特殊能力「裏鬼門」を完封!
北東の方角のことを鬼門っていうんですね。
はっちゃんが北家の時、東南西北の牌を引き寄せる力が発動。
どうやら配牌の時点ですでに東と北2枚ずつ持ってるようで。
東と北をポンするとあら不思議、南と西も彼女の手配に集まりだすと。
北東と逆の方角が南西なので裏鬼門なわけね。
役満の大四喜と小四喜(2つ合わせて四喜和)の完成率極めて高し...
オカルト対戦の「咲-Saki-全国編」の第八局。
鬼門である北東に北と東の牌を集めると続いて南西の牌が集るという初美を
押さえるために力を使う塞。
一度は封じ込めに成功するが自ら流して再トライの初美。
しかしその思惑も同じく研究済みの姫松女子の「愛宕 絹恵(あたごきぬえ)」に
よって軽く流されてしまう。
しかしその二人の努力など全く意を介さず手を進める和。
また初美が動...
原村! 空気読め!
いつも超常麻雀を見てるはずなのに思考はデジタルで融通は利かない、
そんな感じで北家が鬼門の時に東と北を取ると西も南も来る能力に、
他の学校は対応してるのに和だけ無視、片メガネが苦労する話。
オカルトなんて気にしなきゃ存在しないも同然というのは正しいが。
えーと、とはいえ片メガネの見るだけで塞ぐ能力もムチャクチャだし、
麻雀の戦略が完全になくなっちゃって...
咲 -Saki- 全国編 第8局「防塞」です。 インフルエンザで休んでいるので、
「それよりも北家の時に毎回東と北を鳴いている確率の方が・・・偶然極まりないですね。」
偶然で片付けたぶれないのどっちww 周りのオカルト能力の攻防なんてなんのその。おかまいなしに一番効率的な打ち方を続け稼ぎ続けるのどっちの芯の強さがよかったw このキャラのオカルトに対してのやれやれという冷ややかな反応が好き(笑)
咲-Saki- 全国編「第8話 防塞」に関するブログのエントリページです。
第8話 防塞 東4局1本場、愛宕絹恵の親。北家は永水女子の薄墨初美。東と北をポンする初美。鬼門の北と東を鬼門の方角に置くと裏鬼門の牌、 南と西が手配に集まる。大四喜か小四喜で上がる薄墨初美。しかし宮守も姫松も牌譜で彼女の特徴は理解していた。 永水も臼澤塞の能力をおぼろげ乍ら理解して注意していた。沖縄の選手が彼女に押さえられていた。牌が集まらない初美は、絹恵に放銃して北家で 再挑戦する。再び薄...
今回の主役は、宮守女子の臼沢塞でした。
副将戦が続いています。そして永水女子の薄墨初美が北家になりました。薄墨には北家の時に北と東の牌が集まってくるという能力がありました。そこから、四喜和を狙うことができるというとんでもない能力です。しかし今回の対局には、塞がいました。塞は見つめた相手の能力を塞ぐ力を持っているのでした。そのせいで薄墨は得意の北家がやって来てもあがることができず、苦しい...
「防塞」
自由にさせるわけにはいかない…
副将戦前半は、ロリ巫女・薄墨と邪眼の塞との対決となりましたw
ブレずにデジタル打ちする和ちゃんが強いですね(^^;
鬼門の北と東の牌を集める能力を発揮する薄墨。
塞は見つめた相手の能力を塞ぐ力でこれを塞ぐ…
人知を超えたオカルト戦をスルーして、デジタルに打つ和ちゃん(笑)
誰が勝つのか…?
入浴シーンがあるよ!やったねっ☆
※原作のネタバレありなのでアニメ組の方は要注意。
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東四局...
<記事内アンカー>
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咲-Saki- 全国編 第8局 「防塞」
バディ・コンプレックス 第9話「カップリングシステム」
公開日をうっかり逃してしまった劇場版モーパイ、川崎でやってれば御の字のつもりだったけど海老名でもやってるのか。ありがたい。
咲-Saki-全国編第8話です。
副将戦が続いています。
百合百合な注釈をつけていきます。
ただの麻雀じゃなくて脱衣麻雀という設定にしてます。
初美「ポン♪」
見つめるだけで相手の上がりを封じるだとぉお!? 穏乃のアンチ能力支配系とは違って単体効果ですけど、はっちゃん完全に封じ込められてるじゃん・・・はっちゃん泣かすんじゃねー!!Σ(||゚Д゚) これははっちゃんと眼鏡の能力対決になってますね。和さんは我関せずで着実に点を重ねてますw
あらすじ・・・副将の前半戦が始まりデータ通りスーシーホーを仕掛けてくる永水だが、姫松と宮守に防がれる。しかし、空気の読めないノドカか・・・
いろんなところでなぜか清澄(和)批判されていますが、むしろ普通ですからね?
そもそも東と北鳴かれるのが嫌なら、一枚目切ったヤツも悪いのである。
ちなみに八連荘(パーレンチャン)はローカルで役満である。
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以下咲-Saki- 全国編 第8話「防塞」の感想
初美の鳴きによって一気に高まる緊張感。
その能力は、北家の時に東と北が手牌に集まり、それを鳴いて鬼門に晒す事で、裏鬼門にある手牌に南と西が集まり、四喜和を聴牌 ...
咲-Saki-全国編 第8話、「防塞」。
コミックは未読、アニメの無印および阿知賀編は視聴済みです。
副将戦の前半戦序盤~後半戦序盤まで。
「咲-Saki- 全国編」 一 (初回特典:新規描き下ろしコミック付き) [Blu-ray]『清澄がダメすぎる!』
原作 : 小林 立
監督 : 小野 学
シリーズ構成・脚本 : 浦畑達彦
キャラクターデザイン&総作画監督 : 佐々木 政勝
アニメーション制作 : Studio五組
宮永咲:植田佳奈 原村和:小清水亜美 片岡優希:釘宮理恵
染谷まこ:白石涼子 竹井...
副将戦。
和の活躍がどれだけ魅せられるのか?
って思っていたんだけど今回って和さんしゃべった? ってぐらい出番なかったですねw
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・インターハイ2回戦第3試合副将戦永水女子 薄墨初美(3年)宮守女子 臼沢塞(3
この手が奇跡を選んでる(2014/02/26)永水女子高校,姫松高校 宮守女子高校、宮守女子高校 他商品詳細を見る
何という超能力バトルですか。薄墨初美は北家時に、北東が手牌に集まりやすくなります。これを鳴いて晒すと、南西も手牌に流れてきます。四喜和を狙ってくるとか。このままでは強敵となりますが、臼沢塞が能力封じを所持していました。イメージ映像では、中華衣装を着ています。精神力を大幅に消...
【防塞】
咲-saki- BD-BOX (通常版) [Blu-ray]出演:植田佳奈ポニーキャニオン(2012-09-18)販売元:Amazon.co.jp
そんなオカルトありえません!
能力バトルで能力キャンセル持ち。これ自体が主人公って感じがします。その力で副将戦一番の脅威である薄墨を阻止にかかると。じゃあ主人公チームの和は何をやってるのかというと…アシスト王。臼沢や愛宕妹が必死で警戒しているのに「我関せず」と無警戒に放出しまくり。このKY&役立たず感… 阿知賀編の2回戦先鋒戦、・咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 第...
咲-Saki-全国編 第8局『防塞』
麻雀ってなんだっけ…
咲-Saki-全国編 第8話「防塞」感想
防寒(雪国だけに)
雑誌に連載された時も。「…???」となったヒトが多かったようです。
感想blogや2chでも話題になりましたよ。
やっさん | 2014年03月03日 22:58:39