生徒会役員共＊ 第10話 「津田キノコは想定内/羽根が飛ぶ/カボチャの気持ち」 感想

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可もなく不可もなし―

■生徒会役員共＊ 第10話 「津田キノコは想定内/羽根が飛ぶ/カボチャの気持ち」

　あれ、今回は爆笑できるネタが無かったなぁ・・・

　そんなわけで、普段だったら爆笑できるネタや今後の展開に膨らみを持たせるであろう何かしらのささやかな伏線が一つ位は出てきたのですが、秋にまつわる様々なテーマをメインとした今回の内容において、これと言って心を躍らせる内容が無かったと感じたのは、第2期になってからの本作では初めての感覚でしたよ。

　シノちゃんやアリアちゃんを中心とした下ネタのボケの切れが悪くなったというわけでもないし、シノちゃん等のボケを生かすタカトシとスズちゃんのツッコミの方も、多少切れがなくなりつつありますが、決してシノちゃん等のボケに負けず劣らずな面白さを保っていると思うのですが、やはり、下ネタ一辺倒の本作の内容は目新しさを感じないことが最大の欠点であり、序盤から勢いを付けて面白い下ネタの数々に笑わせられてしまえば、視聴者は自然とさらなる面白さを追求してしまうというのが人間なんですよね。

　まぁ、本作も残り僅かとなってきましたから、まだまだ面白いギャグを一花や二花咲かせるほどの面白い内容を秘めているだろうし、今回のような普通の面白さの内容というのもたまにはいいですよね。一度普通の面白さで本作における面白い内容への期待感をリセットし、本作における面白さの基準を下げた上で本作を再び楽しんでいくという考え方も悪くはないと思いますしね。

　でも、今回の内容が普通の面白さだったということよりも、自分にとって本作のお気に入りのキャラクターである“スズちゃん”が愛らしかったという方が個人的には重要なことなんですよ(笑)

　何と言っても、今回のスズちゃんの可愛さは、みんなでキノコや山菜といった山の幸を取りに行った際に、タカトシがスズちゃんが身に付けていた熊よけの鈴を“かわいい♪”と言ったことがきっかけとなった鈴の可愛さではなく、自分が“かわいい♪”とタカトシに言われていると思ってしまったスズちゃんの勘違いであり、鈴に対して“かわいい♪”や“欲しい!”と言うタカトシに頬を赤らめてドキドキしてしまうスズちゃんの乙女な一面というのは、普段の真面目な態度とは違ったスズちゃんのギャップが大好きな自分にとってはたまりません。1級フラグ建築士のタカトシの技術力、マジパネェ(>_<)

　また、シノちゃん等とのお風呂タイムでのスズちゃんのポニーテール姿というのもかなり新鮮ではありましたし、明らかに踏み台が無いと料理が出来そうにないスズヘッドがクッキング仕様のスズちゃん、そして、カボチャのお化けのコスプレをして校内でのハロウィンパーティーに参加しながらも、低身長からすぐにカボチャのお化け(スズパンプキン)の正体が誰だか分かられてしまうスズちゃんの大人気っぷりにはほっこりでしたしね♪

　あぁ、“いったれスズちゃん”のミニコーナーが帰ってきて欲しいなぁ(T_T)

　次回、「裏用語に純反応/一部の国ではそうらしいです/雪と戯れ サンタの末裔」 です!