魔法科高校の劣等生 第5話 「入学編Ⅴ」 感想
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意識の壁を崩せ―
■魔法科高校の劣等生 第5話 「入学編Ⅴ」
差別意識は他人にも責任があるが、自己の責任でもある!!
というわけで、1科生が自分達よりも魔法の成績で劣る2科生を蔑んだり、1科生の2科生への差別意識に過剰反応しては、自分達を蔑んでくる1科生のことを憎むといった差別意識の悪循環が魔法科高校に蔓延る大きな問題となっていましたが、今回の内容でようやく差別意識の問題が多少解消されるような流れとなり、一部の1科生に蔑まれていると思い込んでいる2科生が、“自分達を差別される対象として受け入れてしまう”ことにも問題があるという一つの答えが導き出されたのは大きいですよね!!
確かに、差別される側の人間が、自分達は差別を受けているんだということを認めてしまった時点で、差別問題が発生するという考え方も無きにしも非ず、ようやく1科生と2科生の両者の問題が、今までの丁寧な過程の中で浮き彫りになったからこそ、1科生が2科生の差別を止めたり、2科生が1科生の差別を止めたりと、差別を行う側と差別をされる側のどちらかが差別意識を止めたら解決するというものではなく、ありとあらゆる差別問題は、『差別を行う側と差別をされる側が、一緒に止めなくては決して解決しない』ということをしっかりと理解することができたのでしょうね。
しかし、差別問題というのは。差別を行う側と差別をされる側が、お互い安易に歩み寄れるようなものでないからこそ難しい問題なのであり、表向きは差別の撤廃を心がけながらも、内心では差別を行っていた人間に対し、自分達が受けた苦しみ以上のものを与え、自分達の方が優位だと証明させたいような印象を持つブランシュやエガリテといった組織が、強行的に魔法科高校を突如襲撃するといったテロ行為は、間違いなく、新たな差別意識を生み出す火種であり、魔法科高校を突如襲撃した魔法科高校の一部の生徒が含むブランシュやエガリテといった危険な暴挙が、新たな差別問題の始まりとなってしまわないかはちょっと心配ですね。
まぁ、「入学編」の内容的には次回が最後っぽいということで、達也や深雪ちゃん達のカッコいい魔法の数々により、ブランシュやエガリテといった組織は“壊滅”させられるのであろうと思いますが、次回に求める肝心なものは、紗耶香ちゃんのようなブランシュやエガリテに協力していた生徒達が、 『どのように己の劣等感と向き合い、改心していくのかをしっかりと表現してくれること』に尽きるのではないでしょうかね♪
遂に、深雪ちゃんの達也にだけに向けられていた愛情の魔法が、悪者に刃を向けるときが来たのかもしれない・・・
それにしても、アバンでの達也の魔法に対する姿勢に尊敬し、べた褒めし始めた美月ちゃんの熱い語りの時に、「達也や美月ちゃんの背後から深雪ちゃんが来るのでは?」と脳裏を過ぎらせるほど、深雪ちゃんの存在感が自分の中で増しているとは思いませんでしたよ!!
もちろん、紗耶香ちゃんのプライベートの電話番号を教えてもらっていた達也に苛立つ深雪ちゃんの優しくも怖い笑顔は、否が応でもニヤニヤさせられてしまい、さりげなく達也の背中をつねるという深雪ちゃんの達也への嫉妬を示す何気ない動作も、地味ながらも効果的な深雪ちゃんの達也への愛情表現の一つだったと思いますしね。
あぁ、きっと達也は深雪ちゃんにまた“お仕置き”されたんだろうなぁ(笑)
次回、「入学編Ⅵ」 です!
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「でもお兄様?壬生先輩のプライベートナンバーをわざわざ保存していらした件については…後ほど詳しくお話を聞かせてくださいね♪」
守りたいこの笑顔(つ∀`)
みんなが放送室ジャックの対応をどうするか考えてる中、一人だけ別のこと考えてましたねw
シバさんと壬生先輩の会話を眉をぴくぴくさせながら聞いてましたから(^ω^;)
嫉妬オーラ全開の深雪が気になってここでのやりとりの内容が頭にほと...
魔法科高校の劣等生の第5話を見ました。
第5話 入学編V
紗耶香に一科生との差別撤廃の要求を出したいと協力を求められた達也は具体的な内容を尋ねるも答えられず、変えてもらいたい点はないと告げる。
「俺はそこまで教育機関としての学校に期待していません。魔法大学系列でのみで閲覧できる非公開文献の閲覧資格と魔法科高校卒業資格さえ手に入ればそれ以上のものは必要ありません。ましてや...
評価 ★
おっ? 電撃大王のCM、ゆーきちこと吉田有里さんがやってんじゃん
このアニメとはなんの関係もないけど嬉しいな
で、本編だけど……
いつまで入学気分だよ!
まあ、サブタイが入学編ってだけで別に入学気分でもないけどね
で、
魔法科高校の劣等生 Episode05 「入学編V」です。 やはりうちのブログの
「私たちは学校側に待遇改善を要求したいと思う」
達也が実技が苦手だということを、やっと謙遜でなかったと理解した美月。
それでもその目は、実戦ならもっと早く魔法を発動できると見抜いていた。
あくまで戦闘用に魔法を学んでいるわけではないという達也だったが、
達也はすでに周りの騒動に巻き込まれ、戦闘もやむなしか?
ただの生徒の不満からの事件はエスカレート。
政治結社のテロまで発生(^^;
物騒すぎる学園ですね…!
二科生の待遇改善を求める“学内の差別撤廃を目指す有志同盟”が放送室を占拠した。
彼らは差別撤廃を求めるが、達也や部活連の会頭・十文字克人によって占拠は失敗。
真由美から公開討論会を提案され、いったんは解散する。翌日、約束の討論会が開催された。
差別ではなく、差別...
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アニメ 魔法科高校の劣等生
第5話 入学編Ⅴ
ごんろごんろといい具合に転がされておりますw
二科生の待遇改善を求める“学内の差別撤廃を目指す有志同盟”が放送室を占拠した。
彼らは差別撤廃を求めるが、達也や部活連の会頭・十文字克人によって占拠は失敗。真由美から公開討論会を提案され、いったんは解散する。
翌日、約束の討論会が開催された。差別ではなく、差別意識の克服を訴える真由美の主張に、生徒たちはみな拍手を送る。ところが、そこに同盟を陰で操る政治結社“ブランシュ”が奇襲をかけてきて...
魔法科高校の劣等生
第05話 『入学編Ⅴ』 感想
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第5話 入学編V 公式サイトから二科生の待遇改善を求める“学内の差別撤廃を目指す有志同盟”が放送室を占拠した。彼らは差別撤廃を求めるが、達也や部活連の会頭・十文字克人によって占拠は失敗。真由美から公開討論会を提案され、いったんは解散する。翌日、約束の討論会が開催された。差別ではなく、差別意識の克服を訴える真由美の主張に、生徒たちはみな拍手を送る。ところが、そこに同盟を陰で操る政治結社“ブラン...
魔法科高校の劣等生
入学編V後で何してくれるんだろう、楽しみだね!達也さんww
魔法科高校の劣等生第5話です。
壬生ちゃんの一派が強硬手段に出ました。
もっとも、壬生ちゃんは下っ端のようですけど。
「入学編V」美月ちゃんがエロい。会長がエラい。学校がテロい。この三本でお送りします。
魔法科高校の劣等生5話「入学編Ⅴ」の感想です。
魔法が使えるから魔法師になるのではなく、成りたい目標があるから、
実力がなくとも魔法を頑張る。そんな司波達也君に憧れの眼差しを向ける、
柴田美月ちゃん。しかし持論を語り始めると、周りが見えなくなってしまい、
暴走wふと我に返って照れ始める美月ちゃんが可愛い(*´▽`*)
第5話「入学編Ⅴ」
アバンの魔法の説明がやけに長いなぁ。
眼鏡っ娘・美月ちゃんが達也ニキの話に感動してエキサイティングしてたけど、達也には元々魔法師の因子はなかった?
つー感じの伏線を張っておいてからの二科生の反乱。
壬生先輩に呼び出された達也。
二科生の待遇改善を求めて学校側に要求を突きつけるつもりようですが、具体的にはノープランかよ。
主張するのはいいけど...
真由美会長の美声に酔いなッ!な、ディベート圧勝回でした。
不満を口にするだけで具体的な方策を何も持たずに暴走する生徒達に対して、正攻法でダンガンロンパしちゃう真由美会長マジ素敵!でしたね(*´∀`*)ポワワ
十文字先輩にしても、単純に力技で解決するよりも交渉で応...
魔法の実技練習中、達也(CV:中村悠一)は、クラスメイトの美月(CV:佐藤聡美)と話をしていました。
実技が苦手な達也は、3回目で成功です。
美月は、自分の眼・霊子放射光過敏症と付き合う方法を学ぶために学校へ来ているとか。
達也も自分のやりたい仕事に生かすために来ているようですね。
しかし、達也と深雪(CV:早見沙織)の本当の家のことは完璧に操作されているようです。
...
第5話「入学編Ⅴ」待遇に不満な二科生で作った有志同盟が行動を起こす。
この学校どこまで酷くなってくのん???
殺人未遂ばりのイザコザ起こってどんだけ物騒な学校だと思ってたら、今度は爆破テロかwww
何で余裕で侵入されてんのよ?警備ザル過ぎだろ。立て篭り事件も生徒に任せてたし、学内の事は全て生徒に任せてるからとかそういう事?何か分からんがとにかく治安悪過ぎて笑うしかないw
「僕たちは生徒会と部活連に対し
対等な立場における交渉を要求します」
有志同盟の要求を受け入れ開かれる事になった公開討論会
当日、彼等の裏にいるブランシェが動き出す!
【第5話 あらすじ】
二科生の待遇改善を求める“学内の差別撤廃を目指す有志同盟”が放送室を占拠した。彼らは差別撤廃を求めるが、達也や部活連の会頭・十文字克人によって占拠は失敗。真由美から公開討論会を提案...
要約:達也を生徒会に入れたいだけ
実際その通りなんですけど、これが二科生にとって救世となるのか?
・待遇改善をして。けど内容はそっちで。
随分と酷いな。
生徒会側で待遇改善案まで出せっておいおい。
学校を変わればいいと言っても、二科生でもあれだけの施設のある魔法を学べる学校って無いんですよね。
普通科高校に通ったら、それはそれで持て余してしまう。
現状に不満はありつつも...
『入学編 V』
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☆アニメを濃く熱く語りたい人は集まれ~!毎週水曜日と金曜日21時半から
アニメ系ネットラジオ「ピッコロのらじお♪」を放送!一週間のアニメの感想を語り合っています。
掲示板も設置、アニメ交流してみない?初めての方も大歓迎だぜ~!!
↑ポチって押して頂けると励みになります。コ...
nefiru: 学校にテロリスト襲撃゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!! →
g_harute: 防犯対策とはなんだったのか
nefiru: 学校に不満をぶち撒ける問題児達への対応は全て生徒会に投げます
( ´∀`)つ ミ
g_harute: 大人が少ないとは言えこの...
真由美生徒会長の演説会と、テロ勃発。
魔法が使えないのに魔法士にされてしまったという司波達也。
これは、司波家あるいは四葉家の方針なのでしょうか?
しかし、司波の両親は国立魔法大学付属第一高校に進学することに
反対していた。一体、どのようなことなのだろうか?
壬生紗耶香の電話番号を達也が知っていることに
逆鱗した深雪。ヒヤダイン発動?
家に帰ったら、お仕置きですね。
なんだか深雪が、...
二科生の待遇改善を求めて、壬生先輩たちが反乱を起こすお話でした。達也の魔法能力は実技レベルでは見劣りがするものですが、達也はある程度まではそれを補う方法を知って
この展開からどう見せ場を作るか。
魔法科高校の劣等生 第5話。
劣等生と、彼らを裏から操る「ブランシュ」の暴走。
以下感想
【入学編V】
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眼鏡さんが生き生きして ...
美月ちゃん、エキサイトするの巻(←マテ)
話の内容的に女子があんな風にエキサイトする時ってどんな時だろうと思って考えたら私の中の一つの答えがBLだった(←コラ)
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なんかいきなり校外勢力からの直接攻撃を食らう「魔法科高校の劣等生」の第5話。
前回、達也を勧誘して逆にその意図を問われて回答を持ってきたという
美少女剣士の「壬生 沙耶香(みぶさやか)」先輩。
やっぱり学校側への具体的な要求は打ち出せず、軽く達也に論破されて
ガッカリする間もなく放送室を強制占拠。
達也は予めもらっていた電話番号で沙耶香に接触。
深雪に余計な怒りを買いなが...
『魔法科高校の劣等生』 第5話「入学編Ⅴ」を観ました。<ストーリー>達也は、壬生からの誘いを、彼女の主張を論破した上で断った。そんな中、二科生の待遇改
タイトル「入学編Ⅴ」
アバンでの達也と美月の会話のシーン、初めて原作に目を通した時は何の予断も持たずにそのまま普通に読み流してましたけど、アニメでそれぞれに中村悠一さんと佐藤聡美さん声がついてるのを見ると、しみじみ思い出しますよね〜、『氷菓』(笑)。あの場面だけ登場人物を奉太郎とえるに置き換えてもほとんど違和感ないくらいの雰囲気を醸し出していたように思えました。もっとも『氷菓』と違ってこの2人にはフラグ立ちません...