ご注文はうさぎですか? 第5話 「ココアと悪意なき殺意」 感想

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健気な子に悪い子なし―

■ご注文はうさぎですか? 第5話 「ココアと悪意なき殺意」

　ダメだ、ココアちゃん達の“可愛さ”に萌え殺されてしまいそうだ!!

　ということで、全てが可愛い「ごちうさ」には相応しくない“殺意”というサブタイトルの一部の言葉に対し、今回の内容はシリアス展開になるのではという不安感を覚える方々はまずいないと思いますが、強いて言えば、ココアちゃん達の“可愛さ”が「ごちうさ」のファンを萌え殺そうとする“殺意”でいっぱいであるというのは不安ですよね♪

　特に、今回はココアちゃん達の“可愛さ”だけがアピールされるのではなく、しっかりと感動させられる内容だったということもあり、ココアちゃんがバレーボールの出来ない千夜ちゃんのためにバレーボールの練習に付き合ってあげたり、リゼちゃんが自身の父親が大切にしているヴィンテージワインを割ってしまったことを気にし、父親のために新たなヴィンテージワインを購入しては罪滅ぼしをしようと様々なアルバイトを頑張りだすといったココアちゃん達の“身近にいる人達を大切に想う健気な姿”というのは、ココアちゃん達の“可愛さ”を引き立たせる絶妙なスパイスとなるということで、「ごちうさ」のファンを萌え殺すための一つの凶器といっても過言ではないでしょう!!

　ホント、自分は「ごちうさ」の可愛さにいつ萌え殺されてしまってもおかしくないかもしれない(笑)

　でも、ココアちゃん達の“可愛さ”を引き立たせる絶妙なスパイスとなっていると個人的に思っているポイントは、当ブログの「ごちうさ」の第2話の感想の時に少しだけ語ったココアちゃん達の髪形や服装といった見た目の小さな“変化”であり、髪形ではココアちゃんがサイドアップ、チノちゃんと千夜ちゃんがポニーテール、リゼちゃんがロングヘア、シャロちゃんがお下げだったり、服装ではココアちゃんやチノちゃん、千夜ちゃんがジャージ姿を披露したり、一時的に様々なアルバイトの掛け持ちを始めたリゼちゃんが、甘兎庵やフルール・ド・ラパンの制服を着こなしたことにより、リゼちゃんの新たな魅力を発見出来たりと、ココアちゃん達の細かなところにも“可愛さ”を追求していくというのも、本作をより楽しむ上では大切なのかもしれませんよ♪

　ちなみに、今回のサブタイトルの由来は、バレーボールが出来ない千夜ちゃんが、無意識にココアちゃんへ強烈なスパイクを繰り出しては、かなりの高確率でココアちゃんが千夜ちゃんの強打を受けてしまうという千夜ちゃんの“天然キャラ”を語るには打って付けのサブタイトルとなりましたが、これで千夜ちゃんが天然キャラじゃなかったらと思うとゾッとするよなぁ・・・

　それにしても、ココアちゃん達がバレーボールやバドミントンを楽しんでいる姿を見ては、小説の原案を思い付いた小説家の女性「青山 ブルーマウンテン」さんが、アニメならではのオリジナル展開で早くも喋るとはね!!　

　まぁ、青山さんは第1話のアバンで木組みの家と石畳の街にやってきたばかりのココアちゃんとすれ違った原作には無いオリジナル展開や今回のささやかな登場は、原作を知っている方々には嬉しいサプライズとなりましたが、原作を知らない方々にとっての青山さんの紹介の無い急な登場は、「この人は誰だ?」という印象を受けたかもしれませんね。

　ココアちゃん達と違って大人の“癒し”を醸し出してくれる青山さん、次回当たりから登場なのかなぁ(>_<)

　次回、「お話をするお話」 です!