星刻の竜騎士 第6話 「青の聖騎銃(ブリューナク)」 感想

星刻の竜騎士 第1巻 [Blu-ray] (2014/07/02) 高橋孝治、伊瀬茉莉也 他 商品詳細を見る

大死一番―

■星刻の竜騎士 第6話 「青の聖騎銃(ブリューナク)」

　ホント、サービスシーンさえなければちゃんと感動できる内容なのに・・・

　というわけで、中途半端な覚悟からいざとなると何も出来ずに身を竦めてばかりいたシルヴィアちゃんが、ヴェロニカさんの死を望んでいるテロリストで、「断罪のアヴドーチャ」という異名を持つ女性「アヴドーチャ・キルツカヤ」による教会にいる人達を拘束してのテロ行為に屈しそうになっても、幼き頃に決意した騎士王(パラディン)になって国民を守りたいという真の覚悟を窮地の中から決断したことにより、ヴェロニカさんが不甲斐ないシルヴィアちゃんに求めていた困難な状況の中でも怯まずに、困難に立ち向かう“心の強さ”をようやく得ることが出来たわけですが、まさか、シルヴィアちゃんが『全裸』になって大切なことに気づかされることになるとは驚くしかないですよね!!

　個人的には、エーコちゃんの前身の全裸だけでも十分に視聴者を楽しませるだけの破壊力を秘めていると思うのですが、ナイスバディなシルヴィアちゃんまで前身の全裸を披露してしまうと、このままでは本作は“女性陣の裸を楽しむ作品”として突き進むしかないと言われても過言ではないことでしょう(笑)

　また、銀麗の騎士(シルバー・ナイト)との子供が欲しいと何かと騒いでいたジェシカちゃんも、テロ行為をするアヴドーチャの人質の代表候補を率先しては、シルヴィアちゃんや他の人質達に危害が及ばないようにするための懸命な姿を見せて好感を抱かせてくれたにもかかわらず、ジェシカちゃんだけ見せしめとして下着姿にされたり、銀麗の騎士(シルバー・ナイト)がアッシュだということに気づいたことにより、アッシュとの子供を授かろうと積極的にアッシュに近づいたりと、何だかんだで“サービスシーン担当”というのは、本作が“女性陣の裸を楽しむ作品”として仕方のないことなんでしょうね。

　あぁ、本作の感想でサービスシーンを語らずに、真面目な内容だけを語れる日は訪れるのだろうか・・・

　それはそうと、シルヴィアちゃんやジェシカちゃんのサービスシーンを提供し、街中がパニックに陥る事件であろうアヴドーチャのテロ行為が、ヴェロニカさんがシルヴィアちゃんの覚悟を決めるための奮起を促すために仕組んだ“茶番”だったとはね♪

　もちろん、ヴェロニカさんがシルヴィアちゃんに厳しくするのは、シルヴィアちゃんのことを可愛い妹として本当に大切に想っているがための愛情の裏返しであるというのは、テンプレ通りの内容が続いたことにより、何となく察知出来てはいましたが、街中の人達をも巻き込んでシルヴィアちゃんの成長を促そうとするという発想は正直やりすぎですよね!!

　まぁ、シルヴィアちゃんがちゃんと成長できたから良かったけど、シルヴィアちゃんがまた何も出来ずに事が終わっていたら、ヴェロニカさんはシルヴィアちゃんの『全裸』以上の酷いことを策略したんだろうなぁ(汗)

　次回、「ルッカ・サーリネン」 です!