ノーゲーム・ノーライフ 第6話 「一手(インタレスティング)」 感想

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流れを汲みて源を知る―

■ノーゲーム・ノーライフ 第6話 「一手(インタレスティング)」

　あぁ、勢いのある展開に興奮しっぱなしだよ♪

　そんなわけで、盤上の世界(ディスボード)上に存在する十六種族の中でも序列が第6位で、知識の塊である本に執着してしまうほど探究心の強いエルキアの国立図書館に住み着いている天翼種(フリューゲル)の少女「ジブリール」ちゃんとの知識合戦を繰り広げ、ところどころでおバカな一面を見せながらも、人類種(イマニティ)を見下すジブリールちゃんに博識な所を見せ付けて勝利を収めてしまうという空達のしっかりとした“ゲームに勝つための戦略の正確性の高さ”には、今回も本当に脱帽させられてしまいますよね!!

　当然、空達のやっていることは毎度驚かされることが多く、今回もジブリールちゃんとの勝負に使われた目の前に存在するものは消える代わりに、目の前に存在しないものは現れるという“具象化しりとり”において、空や白ちゃん、ジブリールが共謀してちょっぴりエッチなしりとりを繰り広げては、女性陣の水着姿や裸だったりとサービスシーンが普段よりも多めに展開されるという今回のゲーム性を生かした空の欲望に忠実な展開は、“具象化しりとり”の面白さを全面に引き出すための効果としては十分な威力を発揮したことでしょうね♪

　全く、空が繰り出すちょっぴりエッチな白ちゃん達のサービスシーンはオメガグッジョブだぜ(笑)

　また、サービスシーンが普段よりも多めに展開され、“具象化しりとり”の面白さをしっかりと伝えられたからこそ、終盤の空達の知恵比べの凄まじさに繋がったわけであり、ジブリールちゃんの「人類種(イマニティ)に知識では負けない」という慢心に付け入り、用意周到に自分達が勝利するための地盤を固め、具象化されるしりとりのワードからジブリールちゃんを物理的に倒してしまおうと、惑星という質量的にも熱量的にもスケールの大きなものがもたらす破壊力のある現象を具象化させたり、時には天翼種(フリューゲル)でも分からないような科学的なことを利用し、ジブリールちゃんの反撃の一手のことも考えながらジブリールちゃんを追い込んでいくという空達の数々のインパクトのある一手に対し、内容を理解することが出来ず、ただただ魅せられてしまったという方々も自分のようにいたのではないでしょうかね!!

　ホント、何気ない行動から対象の本質を見抜き、“最初の一手”でジブリールちゃんとのゲームの勝敗を決するための布石を打っていたほどの末恐ろしい活躍を見せる空達は、今後の他種族との勝負もきっと“魅せる勝負”をしてくれるんだろうなぁ(>_<)

　次回、「死に手(サクリファイス)」 です!