ノーゲーム・ノーライフ 第8話 「起死回生(フェイクエンド)」 感想

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全ては勝利のために―

■ノーゲーム・ノーライフ 第8話 「起死回生(フェイクエンド)」

　空、お前・・・消えるのか?

　そんなわけで、エルキアの前国王によってもたらされた獣人種（ワービースト）とのゲームに勝つための情報を手に入れたことにより、どんなゲームでも負けたことがない空達が、どの種族も勝つことが出来なかった獣人種（ワービースト）とのゲームに挑んだにもかかわらず、獣人種（ワービースト）とのゲームの前に空が急にいなくなってしまうだけではなく、白ちゃん以外のステファニーちゃん達が空の存在を完全に忘れてしまっているという衝撃のラストは、否が応でも次回の展開を期待してしまいますよね!!

　もちろん、空が急にいなくなってしまった原因が何なのかを知るための情報は限られているのですが、空が自分がいなくなることを分かっていたかのように、「『　　』(くうはく)」は二人で一人だということ兄妹の絆を改めて白ちゃんに確認させていたり、人類種(イマニティ)の存亡を賭けた獣人種（ワービースト）との一戦を勝手に決めた自分達に対し、自分達の愚考を改めさせようと自分達にゲームを挑んでくる存在がきっと現れることを読んでいた空というのは、“自分がいなくなる”ことが、獣人種（ワービースト）とのゲームに勝つためのポイントと考えているのでしょうね。

　でも、相手の心が読めると恐れられていた獣人種（ワービースト）の心を読むかのように、獣人種（ワービースト）の戦略を見抜いたはずの空がいなくなる理由って本当に何なんでしょうね?

　獣人種（ワービースト）が他種族に決して負けることのなかったゲームの正体が、獣人種（ワービースト）が他種族にはない先鋭した技術で作り上げた“テレビゲーム”という電子機器の構造を全く知りえない他種族にとっては不正かどうかも良く分からないプログラムによるチート行為により、獣人種（ワービースト）が他種族から受けたゲームを勝っていたというカラクリを知り、異世界に来る前からチートが蔓延るテレビゲームでも負けることが無かった空達にとっては、普通に獣人種（ワービースト）とゲームをしても勝てそうな気がするんですけどね(+_+)

　恐らく、誰もが言わざるをえないでしょう。　“私、気になります!!”とね(笑)

　それにしても、今期は多くの作品で幼い少女達の可愛さに魅了されていますが、本作でも白ちゃんに続いて新たな幼女が現れてしまうとはね♪

　もちろん、小さな背丈から飛び出す長い耳と尻尾がピコピコ動くところが何とも愛らしい獣人種(ワービースト)の幼女「初瀬 いづな」ちゃんの見た目は可愛いですが、個人的にいづなちゃんを可愛いと思わされたのは、いづなちゃんの“声”や“語尾”に特徴があったからですね。

　あぁ、最近では可愛らしいキャラクターを演じているところを伺えなくなった「沢城 みゆき」さんの拙い台詞が何とも可愛らしく聞こえるいづなちゃんは、みゆきちが演じていた「うたわれるもの」の「アルルゥ」の可愛さと同じだから可愛く思えたんだろうなぁ(>_<)

　次回、「解離法(スカイ・ウォーク)」 です!