アルドノア・ゼロ/ALDNOAH.ZERO 第2話 「地球の一番長い日 -Beyond the Horizon-」 感想
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恭順か、絶滅か―
■アルドノア・ゼロ/ALDNOAH.ZERO 第2話 「地球の一番長い日 -Beyond the Horizon-」
強大な力を持つと人間は狂い始めるのよね・・・
というわけで、ヴァース帝国が再び地球に攻めてくることを想定し、ヴァース帝国が地球にはない技術で作り上げた人型機動兵器「カタフラクト」に対抗するための人型機動兵器「アレイオン」を準備しておきながらも、実弾とは違った特殊な兵器やバリアといった特殊兵装を持つカタフラクトに対抗する以前の問題でアレイオンが破壊され、地球側が侵略されていくというのは本当に心苦しいですよね。
まぁ、実弾が全く効かず、対処のしようがないカタフラクトを倒すということは、現状の地球側の技術ではどうしようもないことなんだろうし、一方的なヴァース帝国の侵略を防ぐためには、とりあえず無傷で生き、救援活動を行っていた伊奈帆達と合流したアセイラムちゃんのヴァース帝国への呼びかけしか方法は残されていないのでしょうね。
でも、ヴァース帝国の皇女であるアセイラムちゃん呼びかけに答えてくれる様な素直な軍人がいればいいのだけど、カタフラクトを自身の個性に合わせてカスタマイズした専用機を持つヴァース帝国の軍人のほとんどは、「どうしてそこまで地球人に対して強く蔑視するの?」と思わされるほど地球人へのコンプレックスが強い存在が多く見られ、ヴァース帝国に命を救われたことでヴァース帝国に忠義を尽くさなくては生かされることが許されていないであろう地球人の少年「スレイン・トロイヤード」の目の前で地球人を殺したり、地球側の人間は愚か、アセイラムちゃんを地球人のテロと見せかけて殺そうとし、地球とヴァース帝国の開戦へと促したヴァース帝国のスパイ達も無慈悲に殺してしまうという残忍な性格の持ち主「トリルラン」のような軍人が素直にアセイラムちゃんの呼びかけに答えるとは思えず、最後には強大な力を持つ者達の暴走といった形で戦火が広がり、多くの犠牲者を出していくという展開になっていくとしか思えないんだよなぁ。
あぁ、まだ第2話にもかかわらず伊奈帆の友達が一人亡くなり、これからもどんどん犠牲者が増えていきそうな予感が・・・
それはさておき、妙に冷静過ぎる伊奈帆がかなり不気味なんですけど!!
もちろん、ここぞというときに的確な判断をする伊奈帆というのは非常に頼りがいのある存在だけど、アセイラムちゃんに取り押さえられても飄々としていたし、親友を失ってすぐの状態でも一切動揺しないというのは、間違いなく並みの高校生ではない異質の存在となっていますよね。
親友を失った仇を取ろうとヴァース帝国に戦う姿勢を示そうとした伊奈帆の凛々しい表情、主人公ですなぁ(笑)
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『地球の一番長い日 -Beyond the Horizon-』
アルドノア・ゼロ「第2話 地球の一番長い日 -Beyond the Horizon-」に関するブログのエントリページです。
ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ- 02「地球の一番長い日 —Bey
「戦おう、ユキ姉たちの代わりに。
今度は僕らが、あの火星カタフタクトと」
揚陸城とともに、37の火星騎士が地球に降り立ったと思うと、
次々に圧倒的な力で制圧していく。
伊奈帆たちの街でも避難が呼びかけられていたが、
クルーテオの許しを得て、スレインを道案内にトリルランが降り立とうとしていた。
ALDNOAH.ZERO
-アルドノア・ゼロ-
第02話 『地球の一番長い日 -Beyond the Horizon-』 感想
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アルドノア・ゼロ 第2話。
ヴァース帝国はその圧倒的な力で地球人類を蹂躙する。
以下感想
落下の衝撃で敵の戦力を排除しつつ拠点設営をするのが火星側の戦術。
それを読んでるから対応出来るぜ!と豪語してたおっさんだが……
ミサイルで海底ケーブルや通信衛星が破壊された上にジャミングをされて通信網が断絶。更に航空部隊も全滅。
陸戦でも隊長機を真っ先に撃破したり、やり方がガチだぜ。
ルックスはいまいちなのに火星騎士は強すぎる。それぞれの騎士で功績を争ってるらしいのが付け入る隙か...
地球連合とヴァース帝国の戦力差が圧倒的すぎる!
ここからどうやって反抗していくんでしょうね。
1972年、アポロ計画の最中に月で地球と火星を繋ぐ古代文明の遺産
「ハイパーゲート」が発見された。
地球はレイレガリア博士を中心とする調査団を火星に派遣。
人類にとっての新天地、火星への進出がその後の長き戦乱の始まりとなることを
この時は誰も知る由がなかった。
火星が開拓されていく...
ヴァース帝国の進行に成すすべのない人類
友人が目の前で死んでも冷静な伊奈帆さん
この状況を打破してくれると期待です!
【重厚なオリジナル作品】『ALDNOAH.ZERO』2話感想(2話にして物語を大きく動かしてきましたが『監督:あおきえい×脚本:虚淵玄』の作品らしい展開になってきました!)
感想 : 2話にして『仲間の死』 を絡めてきましたが 『監督:あおきえい×脚本:虚淵玄』 の作品らしい展開になってきました! あと 『攻撃がまったく効かない相手』への恐怖 が痛いくらいに伝わってきましたし、 圧倒的な力を持つと『高圧的』 になるのも今回良く分かりました 人類の絶望 と その...
静かに切れる主人公カッコイイ!!
冷静すぎて感情が無いかと思ったけど、ちゃんと怒ってた。
あまり表に出ないタイプだけど、喜怒哀楽はあるのな。
これは主人公無双が楽しみ。
アメリカ、アフリカ、中国、そして日本と攻撃されて、ダメダメじゃん
大丈夫かよ…。
・きのこ頭は消去されるべき
櫻井のトーンが面白い。変態じみた声になってる気がするww
スレインが地球降下作戦に参加して...
<記事内アンカー>
残響のテロル 第1話「FALLING」
アルドノア・ゼロ 第2話「地球の一番長い日」
食後に薬を飲むことになったのですが、副作用の倦怠感が思ったより大きい。アニメ感想考えると、書き終わった後にクッキーでも食べて食後扱いにするとか飲み時は思案した方が良さそうだなあ。
降下したヴァース帝国の騎士に蹂躙される地球。
伊奈帆たちも避難をよぎなくされるが、その途中で金髪の少女たちと出会う。
暗殺されたのはアセイラム皇女ではなかったと言うその少女は…!?
圧倒的なヴァース帝国の戦力。
地球側の敗戦を描きつつ、主人公たちのドラマも描く上手いシナリオですね。
OPの姫さまとメイドちゃんも良いですね!w
姫さん体調崩して生きてた!?
体調は崩したがしかし民間人の少年は投げ飛ばす! という感じで本当なのか?
……暗殺計画があると知っていて地球に降りてたなら間抜けもいいとこだしな。
という訳ですが、世間知らず姫の割にはきっちり変装して民衆に紛れたりして、
イノセンスも感じない描写だよな、さっさと火星貴族の前に姿を見せればいいのに?
えーと割と地球側の上の方は迎撃する気満々だった...
EP02 地球の一番長い日 アメリカ ニューオリンズ、 モザンビーク マプト中国 北京、 日本 東京に降下したヴァース帝国騎士。降下してから拠点を作る戦術は15年前から想定済みだ。ヴァース帝国軍に地球連合軍が攻撃を開始する。まず最初に海底ケーブルや通史衛星を狙う。航空部隊が攻撃するが全滅。カタフラクト隊が攻撃を開始するが壊滅状態。 東京が陥落して、新芦原市にも避難勧告が 発令される。東京から...
圧倒的じゃないかわが軍は・・
アルドノア・ゼロ第2話 『地球の一番長い日』 あらすじと感想 … 戦力差がケタ違い!! 戦うって、訓練機でいったいどうするの伊奈帆?
【第2話のあらすじ】 アセイラムの暗殺への報復で一斉に降下を始めたヴァース帝国軍。 目的は地上の制圧。 歯向かうものはすべて薙ぎ払われ、瞬く間に制圧されていく。 アセイラム暗殺の舞台となった新芦原も標的と定められた。 住民は避難を余儀なくされる。 逃げ遅れた伊奈帆は偶然に出会った少女と共に回収車に乗り込む。 東京に落着した...
地球に侵攻を開始したヴァース帝国の力は、圧倒的なものでした。ついに地球と火星との戦いが始まりました。ヴァース帝国は、地球の軌道上から世界各国へと侵攻を開始しまし
「今度は僕らが あの火星カタフラクトと――」
圧倒的な力の差を見せつけるヴァース帝国軍
避難の途中で伊奈帆が見つけた女の子は…
今回からOPとEDがつきましたね!
OPのラストで姫様が銃口を向けてる先が気になるところです…
ヴァース帝国の騎士が揚陸城で次々と地球へ降下――!
15年前の戦いから作戦を練って直ぐに包囲網を布き迎撃に出る地球連合だけど…
やはり相...
「戦おう、ユキ姉達の代わりに。今度が僕らが、あの火星カタフラクトと」主人公がロボ