アルドノア・ゼロ/ALDNOAH.ZERO 第7話 「邂逅の二人 -The Boys of Earth-」 感想
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合従連衡―
■アルドノア・ゼロ/ALDNOAH.ZERO 第7話 「邂逅の二人 -The Boys of Earth-」
お互いが敵同士の共闘作戦、熱くならないわけがない!!
というわけで、本作の今後の展開において重要な何かを秘めている種子島を領地とした女性の火星騎士「フェミーアン」の専用カタフラクト「ヘラス」を倒すために、罪のない民間人や大切な仲間達を守るために戦場に立つ伊奈帆や、伊奈帆達とともにいるアセイラムちゃんを救出するために、命令違反をしてまで地球へ再び降り立ったスレインが、伊奈帆達とともにいるアセイラムちゃんを守るために“共闘作戦”を行うという熱い展開は、否が応でも興奮を覚えてしまう展開ですよね♪
中でも、今回の伊奈帆とスレインの共闘作戦で熱い展開だと思わされたのは、お互いに素性を知らないという状況下でも、お互いに機転を利かせてヘラスに立ち向かう勇敢な“主人公らしさ”というものをしっかりと味わされたことですかね。
ヘラスを攻撃するという状況だけで意思疎通を図り、お互いに必要以上の言葉を交わすことなく戦闘に入る二人の姿というのは、まるで伊奈帆とスレインが初めてお互いを好敵手だと認識させるような感慨深いものを感じられましたよ。
ただ、 二人を取り巻く今後の状況を考えると、今回のような熱い共闘は早々ない展開になってくるのかもしれませんよね。
スレインが地球人であることや今回の共闘に至る経緯をしっかりと説明されない限りは、伊奈帆にとってスレインはあくまで火星騎士の一人であり、地球・火星間の戦争を引き起こした張本人で親友を殺害した憎き敵という認識は、表情の変化をあまり伺えない伊奈帆でも表情の変化が分かってしまうほど暗い顔をしていましたし、利害の一致で共闘をしながらも、共闘後にまるでアセイラムちゃんを利用するかのような発言が見られた伊奈帆に攻撃されてしまえば、アセイラムちゃんを守りたいという気持ちが強いスレインにとっては、伊奈帆に良い印象を抱くというのは無理というもの。
まぁ、お互いにもっと話し合える機会なんかが生まれれば良好な関係を築けるのかもしれないけど、もし、二人がしっかりと話し合える場が恐らく“戦場”になってしまうのかと思うと、ちょっぴり複雑な気持ちになってしまいますね。
うぅ、戦争って悲しいね・・・
それにしても、兵装がロケットパンチしか持ち合わせていないと思っていたヘラス自身が“ロケットパンチ”の形状になって伊奈帆とスレインに突っ込むという奥の手は、完全に“笑い”の奥の手でもありましたね!!
もちろん、アセイラムちゃんが自らの秘密を明かし、種子島の地下に隠されていた火星製と思われるアルドノアで動く戦艦で伊奈帆達に加勢するという展開も驚かされましたが、韻子ちゃんやユキさんが呆れ、驚くほどの活躍を見せてくれたヘラスは、ニロケラスやアルギュレといった他の火星製カタフラクトに劣る魅力を見せ付けた前回の不本意だった活躍に一矢報いたのかもしれませんね♪
果たして、次回はどんな“ビックリドッキリ”な火星製カタフラクトが出てくるのやら(笑)
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『邂逅の二人 -The Boys of Earth-』
ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ- 07「邂逅の二人 -The Bo
「君は僕の敵だ」
種子島に逃げてきた伊奈帆たちだったが、フェミーアンのロケットパンチにより劣勢。
姫様のために駆けつけたスレインの助力もあって、
船を逃がすことはできたが、伊奈帆はどう戦うのか。
大尉じゃねーじゃねーか!×2
ニコ動の弾幕に笑ったけど、正にそんな感じw
あの赤い機体が、イナホの専用機になるのかな?
・敵の敵は味方
イナホは同士討ちしているとしか見えないけど、スレインにとっては手を取るべきはイナホたちなんだよなあ。
女性の騎士には、場所をかすめ取ろうとしにくる仲間としか思えない。
そういう事態も想定してそうですね。
練習機とあんな機体と学生たちだけ...
伊奈帆とスレインの連携は熱かったですね。
火星騎士は頭が弱すぎませんか(笑)
機体もロマン溢れすぎです!
1972年、アポロ計画の最中に月で地球と火星を繋ぐ古代文明の遺産
「ハイパーゲート」が発見された。
地球はレイレガリア博士を中心とする調査団を火星に派遣。
人類にとっての新天地、火星への進出がその後の長き戦乱の始まりとなることを
この時は誰も知る由がなかった。
火星が...
ロケットパンチのひと、戦艦の下敷きからの狙撃で退場!
スレインくんが敵扱いされてかわいそう
<記事内アンカー>
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-アルドノア・ゼロ-
第07話 『邂逅の二人 -The Boys of Earth-』 感想
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アルドノア・ゼロ 第7話。
敵カタフラクトを倒すため、伊奈帆とスレインは共闘するのだが・・・。
以下感想
君は僕の敵だ…。
スレインと伊奈帆、共闘!
しかし戦い終わって…あっさり敵という伊奈帆。
どうしてそーなるの?(^^;
フェミーアンを相手に、伊奈帆はスレインのスカイキャリアと連携して反撃。
戦いの中、種子島の秘密ドックへの入口が見つかる。
そこには15年前のヘブンズ・フォールで鹵獲されたものがあった…
完全にマジンガーだこれー
あの火星ロボはロケットパンチしか装備してないんだ!?
光子力ビームならぬアルドノアビームはあれよ! ビームカタナの技術は?
つーか本体に攻撃もしてないのにバリアがないという結論はおかしいだろ。
えーと、とりあえずスタッフはマジンガーZを千周して反省するべき。
多彩な装備があってこそのスーパーロボットだよ! 単機で強い理由だよ!
えーと、酔っ払いがコクピットで失神、種子島の地...
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「敵の敵なら味方で無くても役に立つ」
フェミーアンを倒す為に共闘する伊奈帆とスレイン
そして、種子島の隠しドックにあったのは――
トリルランとブラドを倒したのがオレンジ色のカタフラクトだと確かめたスレインは
姫様の行方に繋がる唯一の手掛かりとして オレンジ色の機体を追いスカイキャリアで揚陸城から離脱
飛行データから種子島方面に向い、アレイオンではなくスレイプニールに...
アルドノア・ゼロ「第7話 邂逅の二人 -The Boys of Earth-」に関するアニログです。
伊奈帆とスレインの出会いと、すれ違いのお話でした。火星騎士・フェミーアンの攻撃で危機に陥った「わだつみ」。それを救ったのは、クルーテオの元から逃げ出したスレイン
「あなたは・・・あなたは僕の敵ですか」「君は僕の、敵だ」ついに邂逅をはたした二人