CLANNAD ～AFTER STORY～ 第21話 「世界の終わり」 感想

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街にもてあそばれる日々― ・繰り返す

　汐の症状は渚の時と同じ、治る様子もなく日々は過ぎていく。
　朋也は仕事を辞め、汐のそばにいてやる事を選択。
　
　そんな中、汐が唯一、朋也にお願いすること、
　
　「もう一度、旅行に行きたい」

　体調のすぐれない汐を心配し、旅行には行けないと汐に促す朋也。
　
　渚や汐の症状が良くならないのは、この街とつながっていて、
　街が変わる苦しみに、渚や汐がシンクロしているのではないか?
　人が死ぬことも、素直に受け入れていかなければいけないのか?


・旅行

　汐がだんだん弱っていく中、朋也自身も心身共に衰弱していった。
　しかし、汐の旅行に行きたいと思う気持ちは変わらず、ますます強いものに。
　そんな汐に心が動かされた朋也は汐を連れ旅行に行くことを決断。

　汐の足取りもだんだん重くなり、朋也がおぶろうとしてもかたくなに拒否する汐。
　一歩ずつ、ゆっくり歩く汐を見て、だんだん悲しくなってくる朋也。
　雪も降り始め、寒くなり、大降りになっていく中、汐はついに倒れてしまう。

　汐の目には、もう周りの景色は見えておらず、見えるのは暗い闇。
　そして、汐はついに目を閉じてしまい気を失う。

　降り出した雪の中、渚への助け、汐の助けを呼ぶ叫びが空を伝う。
　そして、力尽きた朋也自身も倒れてしまう。


・幻想世界

　雪が降りしきる雪面を手をつないでどこかへ向かう少女と人形。
　しかし、少女もついに力尽き倒れてしまう。
　彼女たちの行きつく場所とは一体どこなのか?

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　ついに汐も倒れてしまいましたね(T_T)
　個人的には、汐よりも渚の時の方が悲しくなりましたね。
　
　何かを失った時には、どういう捉え方をすればいいのか?　
　
　毎回見ていて、いつも思ってしまうことなんですけど、
　もちろん、素直に受け止めることができ、先を見据えたことができればいいのですが、
　朋也のように、全てを0に戻しなかったことにしたいという気持ちも分かる気がします。
　
　どうすれば一番いいかなんて、もちろんわかりません。
　しかし、失くしたものをずっと思い続けることだけは忘れたくないものです。

　次回、「小さな手のひら」 です!

　ついに最終回、どんな展開が待っている事やら・・・