ソードアート・オンラインⅡ 第15話 「湖の女王」 感想

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サブクエスト、スタート―

■ソードアート・オンラインⅡ 第15話 「湖の女王」

　やはり、「SAO」はファンタジー色が強い方が良い♪

　そんなわけで、「ファントム・バレット」編では近代的な銃火器が多く登場し、オンラインRPGゲームの要素よりもオンラインFPSゲームの要素が色濃く出ていたことにより、第1期を楽しんでいた頃に感じられていた“ファンタジー系作品の面白さ”というものが、第2期ではあまり感じられていなかったのですが、今回から始まった新たなエピソードは、改めてファンタジー色の強い「フェアリィ・ダンス」編の舞台「アルヴヘイム・オンライン(ALO)」にて、キリト達が一致団結して一つのクエストの攻略を目指すというファンタジー作品における定番のシナリオが予想されることから、とりあえずは「ファントム・バレット」編の時のような重たい内容よりも取っ付き易い印象がありますよね。

　もちろん、第1期を楽しんだだけで原作には一切触れていない自分としては、久しぶりにALOの世界観を思い出すのは難しく、キリト達にクエストの説明を詳しくしてくれた人工知能を持ったかのようなNPCのクエストの細かな設定は、正直、あまり頭の中に入ってこなかったのですが、恐らく、キリト達がクエストを成功させなければ、ALOの舞台である地が崩壊してしまうという大惨事が起こるということを理解できれば、多少分からない説明だったとしても、十分に今後の内容についていけるのではないでしょうかね。

　まぁ、ALOを運営している企業から事前の連絡も無く、大人数のプレイヤーを巻き込んでしまうほどのクエストが急に発生してしまっているという点を考えれば、単純にキリト達がクエストを攻略すればいいというだけの簡単な問題では済まされないのかもしれないのでしょうけどね・・・

　それはさておき、キリトだけではなく、アスナちゃん達とも親しくなれたことにより、キリト達とともにALOを楽しむようになったシノンちゃんのALOでのアバターが、シリカちゃんのアバターと同様にケモ耳と尻尾が何とも映える愛らしいアバター姿だったというのはニヤニヤさせられましたね♪

　GGOの時と同様に動きやすいショートパンツや、おへその出る布地の少ない衣装で身を包み、キリトに尻尾を掴まれては赤面したり、ネコ目になって恥ずかしがりながらもキリトに怒り出すというGGOをプレイしていた時よりも感情の起伏が激しいシノンちゃんの姿は、キリト達にしっかりと心を許している証拠だと捉えることが出来ましたし、みんなでワイワイやりながらALOを楽しむ光景は、「ファントム・バレット」編とは一味違う新たなシノンちゃんを見られたようで素直に楽しめることが出来ましたよ。

　ホント、キリトとシノンちゃんのキャッキャウフフを羨ましがるシリカちゃんって不憫なキャラクターだなぁ(T_T)

　そして、何気にずっと気になっていたことなのですが、キリトって“物欲”に弱過ぎですよね!!

　デス・ガン(死銃)のことを調べて欲しいと菊岡に頼まれた時は、高級なお店で高価なケーキを自分が食べれる分だけしっかりと菊岡にご馳走になってるし、BoBの優勝者が貰えるレアアイテムに目がくらみ、優勝した時にレアアイテムを貰うために必要な個人情報を登録しておこうか本気で悩んだこともありましたし、今回に至っては、RPGにおけるレアアイテムの定番武器「聖剣・エクスキャリバー」を手に入れたいがために、アスナちゃん達にお願いしてエクスキャリバーが手に入るかもしれないクエストに参加ですからね。ちゃっかりしてるよなぁ(笑)

　次回、「巨人の王」 です!