ソードアート・オンラインⅡ 第17話 「エクスキャリバー」 感想

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クエスト・コンプリート―

■ソードアート・オンラインⅡ 第17話 「エクスキャリバー」

　次回からの新たなストーリーに期待しましょう♪

　ということで、今回のエピソード「キャリバー」編は、キリトが親しい仲間達とパーティーを組んでは一致団結し、強大な敵を倒しながら一つのクエストを攻略していき、様々な苦労や喜びを分かち合っていくというMMORPGの基本的な楽しみ方というものを垣間見れたようなストーリー的には分かりやすい内容ではありましたが、キリト達が割とスピーディーにクエストを攻略していってしまったせいか、緊張感の薄いあっさりとした印象を自分は受けましたね。

　というのも、今までの内容を振り返ってみると、どのエピソードも1クールを費やすほどのボリュームのある内容ばかりだったし、今回のエピソード以外は、「アインクラッド」編や「フェアリィ・ダンス」編のような仮想空間にいながらも現実では死んでしまうかもしれないという人間の生死に関わる出来事や、「ファントム・バレット」編のような自分の心の弱さにどう立ち向かうかを懸命に悩み、前へ進んでいくのかといった重々しい内容ではなかったということから、何となく今回のエピソードに物足りなさと言うものを感じてしまったのでしょうね。

　もちろん、今回のエピソードが面白くなかったというわけではなく、キリト達が一人だけでは絶対に倒せないであろう強大なモンスターを協力しながら倒していく様は本編の最大の見所だったと思いますし、現実世界でもオフ会を楽しむほどのキリト達の仲の良さというものを見られたのは、重々しい内容ではない短編のエピソードだったからこそ成し得たのだと思いますけどね!!

　あぁ、年末の書き入れ時で忙しいからキリト達と一緒に「ALO」を楽しめず、一言も喋ることがなかったエギルの存在が不憫でなりませんね(T_T)

　それにしても、麗しいフレイヤさんが巨人の王・スリュムに対抗して巨人のおっさんになるという北欧神話の神の一人「雷神・トール」だったとは思わなかったデース(笑)

　スリュムの声を当てているのは「飯塚 昭三」さんだったということだけでも前回は驚かされたというのに、トールの声を当てているのが「玄田 哲章」さんという豪華な組み合わせは、まるで、アクション映画に出てくる主人公と敵役がラストバトルを繰り広げる洋画を見ているような感覚でしたよ!!

　そして、極めつけは、空中に浮遊するダンジョンの崩壊に伴い、降下中の足場からトンキーに乗り移るためには、重量のあるエクスキャリバーを手放さなくてはいけないという状況下に陥り、仕方なくエクスキャリバーを捨ててトンキーに乗り移ったキリトの頑張りを無駄にしないように、シノンちゃんが長距離射撃と矢をロープのような形状にする魔法でエクスキャリバーを回収し、キリトに良い所をアピールするという正妻戦争の一幕もニヤニヤが必至ですよね♪

　キリトのことを好いているアスナちゃん達を物ともしないキリトへのラブコールをしてしまうシノンさん、マジかっけぇ(>_<)

　次回、「森の家」 です!