無彩限のファントム・ワールド 第3話 「記憶コピペ作戦」 感想

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思い出は大切に―

■無彩限のファントム・ワールド 第3話 「記憶コピペ作戦」

　記憶って曖昧なものなんですよね・・・

　というわけで、舞ちゃんが幼い頃に出会ったファントムと再会を果たし、幼い頃の記憶が曖昧なまま勝負し、幼い頃のファントムとの出会いの記憶を思い出すという運命を感じざるを得ない感動を呼び起こすという今までよりもサービスシーンが控え目だった今回のお話は、思いの他ほっこりとさせられる良いお話だったのではないでしょうかね♪

　もちろん、晴彦が舞ちゃんの記憶や体術の動作をある程度コピー、そして、共有してしまうという特異な能力が新たに判明したことは驚きを感じさせられましたが、ちゃんと能力を使いこなせていない晴彦の弱さ、脆さもちゃんと光っていたからこそ、面白さも見出せたんだろうし、本作はサービスシーンだけが取り柄ではないということが分かったのは地味に大きかったと思いますね。

　前回まではサービスシーンを期待していたけど、今回から本作の印象が少しずつ変わってきましたよ。変化って大切ですよね!!

　まぁ、今回のお話で理解したように“記憶は曖昧なもの”というわけで、また数話したらサービスシーンが良かったなんて感想を書くかもしれないし、ほっこりとさせられる良いお話であれば真面目に考えるかもしれない。そして、予想しなかった内容に驚きを隠せない感想だって書くかもしれませんが、ブログに記事を書いて残しておく、忘れても記事を見直せば思い返せるというブログならではの良さは、ツイッターやフェイスブックにはない大きな魅力だということを何気に再認識させられた気がしましたよ。

　まさか、舞ちゃんの記憶のお話から利用者が年々少なくなっているブログの良さを改めて知るなんてね。さすが京アニ(笑)

　それにしても、晴彦と舞ちゃん、ルルちゃんの仲の良さに嫉妬してしまった玲奈ちゃんの嫉妬の仕草の一つ一つが可愛かったのはニヤニヤさせられたなぁ(^O^)

　ファントムとの再戦のための特訓で、晴彦よりも舞ちゃんの役に立てないことにムッとする仕草や、まるでデートのように見える晴彦と舞ちゃんの二人きり光景を見てはジュースをストローでブクブクさせる仕草、そして、敬愛する舞ちゃんに撫でられてもちょっと嬉しくない姿を見せる等、舞ちゃんが主役のお話ではありましたが、玲奈ちゃん派の方々にとっても今回の内容は楽しめたのではないでしょうかね!!

　ちなみに、自分は玲奈ちゃん派です。どうでもいいですね・・・

　次回、「模造家族」 です!