ハイスクール・フリート 第6話 「機雷でピンチ!」 感想

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渋柿の長持ち―

■ハイスクール・フリート 第6話 「機雷でピンチ!」

　結局、理想の艦長って人それぞれだよね!!

　そんなわけで、明らかに怪しい雰囲気の武蔵に自ら進んでいって痛い目を見ているのに、機雷の誤爆に巻き込まれた仲間を救うためにまたしても危険の道を歩もうとする明乃ちゃんにヒヤヒヤしっぱなしお話ではありましたが、明乃ちゃんの猪突猛進の性格は、時には短所に捉えられても、ある時には長所にも捉えられれる良くもあり、悪くもある性格なのではないでしょうかね。

　もちろん、艦長としては真面目で規則に律するましろちゃんのような性格の子が向いているのかもしれませんが、誰よりも優しく、仲間が傷ついている所を放ってはおけない明乃ちゃんの良い所は、艦長の資質として申し分ないと思いますし、自分からは率先しないであろう機雷の中を掻い潜っての仲間の救出は、明乃ちゃんのように自分のことを省みずに仲間のことを想える素敵な子ではないと、明乃ちゃんが魅力的ではないただの危なっかしい迷惑な女の子になってしまいますからね♪

　まぁ、“二度あることは三度ある” ということわざがあるように、恐らく、今後も明乃ちゃんが率先して死地に向かうという展開が訪れるのでしょうが、少しずつでも仲間達からの信頼を経て、艦長として立派になっていく明乃ちゃんの成長を温かい目で見守っていくことが、今後も本作を楽しんでいくためには必要不可欠なことなのかもしれませんね。

　大丈夫、自ら死地に単独で向かう艦長や隊長は色んな作品で存在してますから。明乃ちゃんもその一人になるだけです(笑)

　それにしても、ストーリー的には少しずつきな臭くなり始めましたね。

　何だか日本のお偉いさんの方々が攻撃的な武蔵を危険視しては、武蔵を無力化できる対抗策を練り始めてますし、着実に謎のネズミの勢力が他の艦を蝕みつつありますし、晴風の衛生長「鏑木 美波」ちゃんが、謎のネズミに対抗できるであろう抗体を自らの体で人体実験し始めたりと、様々な所で異変が起こり始めたのは、今後の物語を楽しんでいく上で非常に興味が湧いてくるところなのではないでしょうかね!!

　あぁ、これで次回がギャグ回だったらどうしましょう(>_<)