ハイスクール・フリート 第7話 「嵐でピンチ!」 感想

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前車の覆るは後車の戒め―

■ハイスクール・フリート 第7話 「嵐でピンチ!」

　失敗は成功のもと、頑張れ!!

　そんなわけで、今回のお話は悪天候がきっかけとなり座礁した一般人が居住している船舶「しんばし」の救助要請を受けたことにより、明乃ちゃんは自身の職務を放棄した危険を省みない行動の軽率さや、船橋で何も出来ずに待つことしか出来ない歯がゆさましろちゃんの今までの立場を感じ取ったり、ましろちゃんは自身が「しんばし」の救助に向かうことにより、他人のためなら率先して危険なことを行える明乃ちゃんの芯の強さを学び取ったりと、明乃ちゃんとましろちゃんがこれからブルーマーメイドを目指していくためには欠かせない成長のための始まりを感じ取ることが出来るような素敵なお話だったのではないでしょうかね♪

　当然、いつものように晴風には欠かせないゆる～い展開も影を潜めることなく、晴風内の水が足りなくなったことから、雨を利用して水着姿でシャワーを楽しんだり、アバンからお風呂シーンが満載だったりもしましたが、肝心な所はしっかりと締め上げ、明乃ちゃんがブルーマーメイドを目指すきっかけとなった両親との悲しい海難事故のとある出来事を知ることが出来たり、本職のブルーマーメイドの素晴らしい活躍の姿を目の当たりにしたりすると、明乃ちゃんたちはまだまだ発展途上の半人前の女子高生なんだということを痛感させられてしまいますよね。

　ホント、本職のブルマーは有能って思えるお姉さん達ばかりでしたからね。スキッパーも最新鋭っぽくてかっこよすぎでした!!

　とりあえず、今回は人命救助に当たるという今までのお話の中でも割と普通の出来事だったために、謎のネズミのウイルスから来ている武蔵、その他の艦の異変についてのことは投げっぱなしとなってはいますが、最後に晴風と同様に霧の中を航行する武蔵が登場していることから、次回はいよいよ武蔵と晴風の一戦が始まるのかもという期待はありますが、恐らく、武蔵との戦闘は最後の方まで持っていくパターンになるのではと思いますがね。

　まぁ、以前の武蔵の無敵っぷり見てると、晴風一隻でどうこうできるレベルではないのでしょうけど(汗)

　それにしても、「艦これ」をやっている人達なら何となく予想出来ていたと思いますが、ましろちゃんが人間の子供の救出だと思い込んでいた“多聞丸”は実は“猫”というのはニヤリと出来るところではありましたが、まさか、多聞丸が晴風クルーの一員になるとは思いもしませんでしたよ。

　多聞丸を飼っていた人達よ、何故、命をかけて助けに行ってあげた多聞丸を簡単に手放してしまっていいんですか・・・