坂本ですが? 第8話 「文化祭はグルーミー」 感想

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気随気儘―

■坂本ですが? 第8話 「文化祭はグルーミー」

　え、決着が付かないまま終わるの!?

　そんなわけで、坂本君が通う高校の中で一番やばそうな8823でも恐れをなす高校3年生の不思議なヤンキー「深瀬」が、大人気の坂本君を高校から消し去ろうと暗躍し始め、坂本君と一触即発しそうな雰囲気を醸し出すという今後の二人の関係から目が離せないようなお話しとなりましたが、学園祭でワイワイやっている坂本君のクラスメイトの姿を見ていると、何故だか自分の高校の時の学園祭の雰囲気を思い出してしまうという方々もいたのではないでしょうかね。

　恐らく、自分の高校の時の学園祭のお話なんて聞いても、大して面白くないことだと思うので割愛しますが、高校1年生の学園祭というのは、まだまだクラスの団結力が少なからず出来てない状態からの参加になりますから、どうしてもクラスがまとまらないというのは普通のことなのかもしれませんが、高校3年生になるとどこのクラスも学園祭を成功させようと気合いに満ち溢れるものなんですよね。

　そういったことを考えれば、坂本君を中心に高校1年生の頃から学園祭を成功させようと気合の入る坂本君のクラスは素晴らしい方であり、上手くコミュニケーションをとったり、失敗を繰り返しながら、最後には一つにまとまろうとした坂本君のクラスメイト達を見ていると、正直、自分が高校1年生の頃もこうありたかったなぁと素直に思うところがありますね。

　もちろん、深瀬さんの陰謀に付き合わされたり、クラスメイトの輪が拗れる所は真似したくないですけどね(笑)

　まぁ、今回の内容は割とシリアスな展開が多かったためか、いつもよりは笑える所が少なかったと個人的に思いましたが、深瀬さんが妙に怪し過ぎたり、久保田君の髪が復活していたり、8823が普通に良いキャラクターで、最後には綿菓子作りでテンションがおかしくなった所等、坂本君ではなく、脇役の活躍が素晴らしい内容だったというのは、今回の見所の一つだったのではないでしょうかね♪

　あぁ、次回はまた久保田君のお母さんが色々とやってくれそうですね、楽しみですなぁ(^O^)

　次回、「坂本君と私の出会い/一番近くて遠い人」 です!