NEW GAME! 第3話 「遅刻したらどうなるんだろう」 感想

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馬には乗ってみよ人には添うてみよ―

■NEW GAME! 第3話 「遅刻したらどうなるんだろう」

　たった一ヶ月でモデリングが劇的に上手くなるなんて、羨ましい・・・

　ということで、最近は試験の勉強でなかなか気晴らしのお絵かきが出来ておらず、恐らく、何か描けばすぐには上手く描けないと思うという自分の身の回りの近況報告が珍しく出てしまった今回の感想は、青葉ちゃんが社会人としてやってはいけない行動の一つ“遅刻”を経験したり、コウさんから与えられた仕事を何度もリテイクを繰り返していくことで、自分が働いている環境での苦労や厳しさ、面白さややりがいといったものを少しずつ体感していくという“働くとはどういったものなのか?”という社会人にとって大切なことをまた一つ勉強できたことが大きかったのではないでしょうかね。

　青葉ちゃんはまだ新米の社会人なわけですから、いきなり100％の成果を求められるわけではなく、少しずつ100%の成果を求められるように教育していくのが新人教育におけるベストな形なのかもしれませんが、青葉ちゃんが働くような納期が発生する仕事というのは、限られた時間の中から100%の成果を短期間のうちに出さなくてはいけないことの方が当たり前の世界なんですよね。

　自分も働いている身なので何となく感じておりますが、納期のある仕事というのはどんな仕事でも大変だと思います。

　だから、コウさんは青葉ちゃんにはキャラデザの素質があるから、厳しくも温かく何度もリテイクを繰り返させ、すぐに最前線で働けるような一人前のキャラデザ班の一人に仕立て上げようと新米の教育に熱心になるわけですし、周りから見ると、飲み込みの良い新米がいるというのは、自分の仕事のモチベーションを上げる好材料となるわけですし、青葉ちゃんにとっても勉強になる先輩方がたくさんいるというのは非常に勉強になる素敵な環境なわけですから、この好循環が上手くいっているうちは仕事の能率は良い方に回っていくと思うんですよね。

　ただ、仕事というのは納期が近づくにつれて忙しく、難しくなるという傾向がありますので、青葉ちゃんが途中でダウンしてしまわないかが今後における不安要素なんですよね。

　まぁ、本作ではあまりシリアス展開は考えない方に視聴できる作品だとは思いますが、現実問題で考えると、納期が近づくと周りはカリカリし出すし、新入社員の教育の余裕などどこかへ行ってしまい、毎日がただただ慌ただしく過ぎていくものなんですよね。

　あぁ、今回のお話のように順調に新社会人として育っていく青葉ちゃん、若いって素晴らしいなぁ・・・

　次回、「初めての…お給料…」 です!