ラブライブ! サンシャイン!! 第5話 「ヨハネ堕天」 感想

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ありのままの、自分でいよう―

■ラブライブ! サンシャイン!! 第5話 「ヨハネ堕天」

　堕天使ヨハネ、ここに降臨!!

　というわけで、初登校以来不登校が続いていた善子ちゃんが学校に通いようになり、Aqoursには個性が足りないと感じていた千歌ちゃんが、中二病という個性の塊を見せ付ける善子ちゃんをAqoursに誘い、Aqoursにとって6人目の新たなメンバーが加入するという終始ドタバタな展開が多かったように思える今回のお話で大切だったと思えたことは、自分が好きだと思えることを、迷わずに好きだと思えることの大切さを知らされたことでしょうかね♪

　もちろん、善子ちゃんのように幼い頃から中二病を患せ、高校生になっても中二病が治らないという今回のシナリオの面白なドタバタ劇を盛り上げてくれる展開においては、今回のお話における善子ちゃんの活躍というのは素晴らしいものを見せ付けてくれたと思いますが、やっぱり、自分が好きだと思えることに迷いが無いということは大切なことですよね。

　誰にだって好きなことはきっとある。だけど、自分が好きなことって周りにとっては好きなことだとは限らないし、善子ちゃんのように周りの影響によって自分にとって好きだったことが嫌いにさせられなくてはいけないなんてケースも決してないわけではない。

　ただ、どんなに周りが自分の好きなことを否定したとしても、自分が好きだと思えるなら真っ直ぐに好きだと言える位の気持ちが無ければ、自分にとって本当に好きだという気持ちは誰にも伝わらないと思うし、自分にとって本当に好きなことというのは、周りからの影響なんて気にしないもの。

　そういった点を踏まえると、善子ちゃんの中二病への迷いというのは等身大の少女らしい悩みだったと思いますね。中二病であることを周りに見せ付ければ嫌われるかもしれない。でも、善子ちゃんにとっての中二病は本当に好きなものだから止めることが出来ない。何とも愛おしい女の子じゃないですか!!　

　あぁ、自分がやりたいことを素直に受け止めてくれ、善子ちゃんにとってありのままでいられる自分の居場所がAqoursとなっていく。綺麗な流れですね♪

　それにしても、高校3年生組みではまたしても不吉な予感が流れているんですけど、これはもしかしたら“廃校”フラグの始まりなんんじゃ・・・

　次回、　「PVを作ろう」 です!