化物語 第2話 「ひたぎクラブ 其ノ貮」 感想

化物語　ひたぎクラブ [Blu-ray] (2009/09/30) 神谷浩史斎藤千和 商品詳細を見る

オモイ、想い、重い―

・童貞野郎

　ひたぎの特異体質を元に戻す協力をすることとなった忍野は、
　ひたぎに身を清めてくるよう指示し、一度解散し再び廃ビルに集まることに。

　現在、ひたぎの両親は離婚していて、今は父親との二人住まい。
　離婚の原因は母親の怪しい宗教による多額の借金みたい。
　　
　そんな中、ひたぎについてきた暦が見たものは、シャワー後のひたぎの裸!?

　ひたぎは忍野を紹介してくれた暦にちょっとしたサービスをしたつもりだが、
　暦がマジで緊張し、それに気づいたひたぎからは童貞扱いされることに(笑)

　しかも、話は暦のバカさ具合のことになり、暦はひたぎに対し常に劣勢。
　暦のツッコミはひたぎに軽く受け流されてますからね、暦がんばれ♪

　
・ひたぎの過去

　再び廃ビルに集まり、白装束を着た忍野の仕切りで、
　ひたぎの身にまとった蟹に出ていってもらう儀式を始めることに。

　忍野の質問に黙々と答えるひたぎだが、
　一番つらかった事を聞かれると言葉が途切れる。

　それもそのはず、ひたぎの辛かった記憶とは母親の怪しい宗教の話。
　しかも、ひたぎは危うく母親が連れてきた宗教関係者に乱暴させられそうに。

　そして、ひたぎの抵抗で宗教関係者に怪我を負わせたことにより、
　母親はペナルティーを与えられ、
　自分が抵抗したせいで家庭が崩壊してしまたのではないかと告げるひたぎ。

　その話を聞いて、忍野はその想いは自分が背負っていかなければならないと説明。
　そして、人任せにしてはいけないとひたぎに目を開けさせると、
　暦や忍野には見えない蟹の姿が。


・絆

　ひたぎにしか見えない蟹は、ひたぎに突進し押しつぶすことに!?
　この蟹さんはなかなか短気なご様子で(笑)

　ひたぎのピンチに、忍野は見えないはずの蟹を背負い投げし、
　甲羅を踏んずけ形勢逆転って、忍野スゲー!!
　暦は見てるだけで何にもできないよ(笑)

　そして、ひたぎは蟹に対して謝罪の言葉を。
　辛くとも自分が背負い続けようと決意した母親に対する想いや思い出を―

　こうして、ひたぎは蟹に母親への想いや重みを返してもらい、蟹は姿を消すことに。
　心なしか、蟹がいなくなったひたぎは暦に優しくなったような・・・

---

　実写描写が含まれていたんで、
　シリアス展開がより深みを増し引き込まれてしまいそう(>_<)

　それにしても、言葉って不思議なもんですよね。
　例えば、「おもい」という言葉の中に、いろいろな意味が含まれてるんですから。

　なんていうか、言葉遊びがこんな風に深い作品になるなんてすごいの一言です。

　次回、「まよいマイマイ 其ノ壹」 です!